この例はデータセットChannel
について説明した 例4.15の続きです。出力4.15.3で、各ロットのチャネル長は正規分布であることが示されています。次のステートメントはNORMALオプションを使用して、各ロットに正規分布を当てはめます。
title 'Comparative Analysis of Lot Source'; proc univariate data=Channel noprint; class Lot; histogram Length / nrows = 3 intertile = 1 odstitle = title cprop normal(noprint); inset n = "N" / pos = nw; run;
PROC UNIVARIATEステートメントのNOPRINTオプションは、デフォルトで作成される統計量テーブルを抑制します。NORMALオプションの後のかっこ内のNOPRINTオプションは、正規分布の当てはめに関連する統計量テーブルを抑制します。正規分布のパラメータは各ロットのデータから推定され、曲線が各成分ヒストグラムに重ねて表示されます。INTERTILE=オプションはタイルと呼ばれる枠領域の間隔を指定します。CPROP=オプションは、各ロットの相対度数を表す影付きのバーを各タイルの上に表示するよう要求します。比較ヒストグラムが出力4.20.1に表示されています。
この例のサンプルプログラムuniex09.sasは、Base SASソフトウェアのSASサンプルライブラリに含まれています。