UNIVARIATEプロシジャ

CLASSステートメントを使用した比較プロットの作成

CLASSステートメントをCDFPLOT、HISTOGRAM、PPPLOT、PROBPLOT、QQPLOTステートメントとともに使用すると、UNIVARIATEプロシジャはプロットの比較バージョンを作成します。これらのプロットステートメントをCLASSステートメントとともに使用して、一元および二元比較プロットを作成できます。CLASS変数を1つ使用すると、分類変数の水準ごとに1つずつ、成分プロットの配列が縦に積み上げるか横に並べて表示されます。CLASS変数を2つ使用すると、分類変数の水準の組み合わせごとに1つずつ、成分プロットの行列が表示されます。特定の水準のオブザベーションのことを集合的にセルと呼びます。

一元比較プロットを作成する場合、入力データセット内のオブザベーションは、ORDER=オプションで指定した方法で並べ替えられます。水準ごとに分析変数値のプロットが1つずつ作成され、同じ水平軸および垂直軸を持つ比較プロットを形成する配列に、これらの成分プロットが配置されます。例4.15を参照してください。

二元比較プロットの作成では、指定した変数の値(水準)に応じて、入力データセット内のオブザベーションが交差分類されます。交差分類のセルごとに分析変数値のプロットが1つずつ作成され、同じ水平軸と垂直軸を持つ比較プロットを形成する行列に、これらの成分プロットが配置されます。最初のCLASS変数の水準が行列の行のラベルで、2番目のCLASS変数の水準が行列の列のラベルです。例4.16を参照してください。

UNIVARIATEプロシジャでは、二元比較プロットのレイアウトを決定するときに、最初のCLASS変数の順序に基づいて上から下方向の行の順序が決まります。次に、2番目のCLASS変数の順序が、最初の行に対応するオブザベーションに適用され、左から右方向の列の順序が決まります。一部の列が並べ替えられなかった場合(カテゴリが対応していない場合)は、2番目のCLASS変数の順序が2行目のオブザベーションに適用されます。すべての列の並べ替えが完了するまで、同様の操作が繰り返されます。

CLASS変数にラベルを関連付けると、比較プロットに変数のラベルが表示されます。このラベルは、列(または行)ラベルに対応しています。

欠損値を有効な水準として処理するには、MISSINGオプションを使用します。

分類水準の数を減らすには、FORMATステートメントを使用して変数値を組み合わせます。