UNIVARIATEプロシジャ

Q-Qプロットを使用した形状パラメータの推定

PROBPLOTまたはQQPLOTステートメントの一部の分布オプションでは、1つまたは2つの形状パラメータを、分布キーワードの後にかっこで囲んで指定する必要があります。これらは、表4.34にまとめられています。

形状パラメータの値は、形状パラメータオプションで値のリストを指定することによって、視覚的に推定することができます。値ごとに個別のプロットが作成され、最も近い線形に近い点のパターンを作成する形状パラメータの値を選択できます。また、推定した形状パラメータによるプロットの作成を要求することもできます。PROBPLOTステートメントのオプションのリファレンスセクションおよびQQPLOTステートメントのオプションのリファレンスセクションの分布オプションの項目を参照してください。

: WEIBULL2オプションを使用して作成したQ-Qプロットの場合、パターンの傾きが$\frac{1}{c}$であることを利用して、線形パターンから形状パラメータcを推定できます。

表4.34: 形状パラメータオプション

密度曲線のオプション

必須の形状パラメータオプション

範囲

BETA

ALPHA=$\alpha $, BETA=$\beta $

$\alpha >0$, $\beta >0$

EXPONENTIAL

なし

 

GAMMA

ALPHA=$\alpha $

$\alpha >0$

GUMBEL

なし

 

LOGNORMAL

SIGMA=$\sigma $

$\sigma >0$

NORMAL

なし

 

PARETO

ALPHA=$\alpha $

$\alpha >0$

POWER

ALPHA=$\alpha $

$\alpha >0$

RAYLEIGH

なし

 

WEIBULL

C=c

$c>0$

WEIBULL2

なし