丸め |
ROUND=を指定すると、PROC UNIVARIATEは、数直線を
形式の中間点を含む間隔に分割するための丸め単位を使用して、変数を丸めます。
は負ではない丸め単位で、
は整数です。間隔幅は
です。間隔に入る変数値はその間隔の中間点に丸められます。2つの中間点の中間にあり、2つの間隔の境界上になる変数値は、偶数の中間点に丸められます。偶数の中間点は、
が偶数の整数
である場合に出現します。
ROUND=1で、分析変数値が2.5~2.5の間である場合、間隔は次のようになります。
|
区間 |
中間点 |
左終点の丸め値 |
右終点の丸め値 |
---|---|---|---|---|
|
[ |
|
|
|
|
[ |
|
|
0 |
0 |
[ |
0 |
0 |
0 |
1 |
[0.5, 1.5] |
1 |
0 |
2 |
2 |
[1.5, 2.5] |
2 |
2 |
2 |
ROUND=0.5で、分析変数値が1.25~1.25の間である場合、間隔は次のようになります。
|
区間 |
中間点 |
左終点の丸め値 |
右終点の丸め値 |
---|---|---|---|---|
|
[ |
|
|
|
|
[ |
|
|
0 |
0 |
[ |
0.0 |
0 |
0 |
1 |
[0.25, 0.75] |
0.5 |
0 |
1 |
2 |
[0.75, 1.25] |
1.0 |
1 |
1 |
丸め単位が増加すると、間隔幅も増加します。これにより、一意な値の数を減らし、PROC UNIVARIATEに必要なメモリ量を減らすことができます。