TESTステートメント |
TESTステートメントは、連関性や一致性の総計量に対する漸近検定を要求します。TESTステートメントはTABLESステートメントと一緒に使用する必要があります。
漸近検定を行う統計量を指定します。表3.13に、利用可能な統計量を示します。これには、連関性および一致の統計量が含まれています。オプション名は、TABLESステートメントおよびOUTPUTステートメントに同じです。統計量のグルーに関するすべての検定を要求するには、グループオプションであるMEASURESまたはAGREEを使用します。または、表3.13に示されているオプションを使用して、個別に検定を要求します。
FREQプロシジャは、指定された連関性または一致性の各指標に対して、その指標がゼロに等しいという帰無仮説の下での漸近的な検定を行います。FREQプロシジャは、帰無仮説の下での漸近標準誤差、検定統計量、およびp値を表示します。さらに、FREQプロシジャは、その指標の信頼限界をレポートします。TABLESステートメントのALPHA=オプションは信頼水準を指定します。デフォルトの信頼水準値は0.05であり、95パーセントの信頼限界が提供されます。詳細は、漸近検定および信頼限界の各セクションを参照してください。また、個々の時計量に関する詳細は、統計量の計算のセクションを参照してください。
選択した連関性や一致の指標に関する正確な検定を要求するには、EXACTステートメントを使用します。詳細は、正確な統計量のセクションを参照してください。
使用するTABLESステートメントが1つだけの場合、TABLESステートメントやTESTステートメントで同じオプションを指定する必要はありません。TESTステートメントであるオプションを指定すると、FREQプロシジャは、それに対応するTABLESステートメントのオプションを自動的に呼び出します。ただし、1つのTESTステートメントを複数のTABLESステートメントと共に使用する場合、必要な統計量を要求するにはTABLESステートメントでオプションを指定する必要があります。この場合、FREQプロシジャは、ユーザがTESTステートメントで指定した統計量に関しても漸近検定を計算します。
オプション |
漸近検定 |
必要となるTABLESステートメントのオプション |
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単純カッパ係数および重み付きカッパ係数 |
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ガンマ |
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単純カッパ係数 |
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KendallのTau- |
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ガンマ、Kendalのtau-、Stuartのtau-、 |
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Somersの、Somersの、 |
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Pearson係数およびSpearman係数 |
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Pearsonの相関係数 |
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Spearmanの相関係数 |
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Somersの |
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Somersの |
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StuartのTau- |
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重み付きカッパ係数 |