ODS Graphics |
統計プロシジャは、ODS Graphicsを使用して、その出力に含まれるグラフを作成します。ODS Graphicsの詳細は、Chapter 21, Statistical Graphics Using ODS (SAS/STAT User's Guide)を参照してください。
グラフを作成する前に、ODS Graphicsを有効にする必要があります(例えば、ODS GRAPHICS ONステートメントを使用する)。ODS Graphicsを有効化/無効化する方法の詳細は、上記の章に含まれている"Enabling and Disabling ODS Graphics"のセクションを参照してください。
グラフの全体的な外観は、ODSスタイルにより制御されます。ODSスタイルやODS Graphicsのその他の使用法については、上記の章に含まれている"A Primer on ODS Statistical Graphics"のセクションを参照してください。
ODS Graphicsを有効にすると、TABLEステートメントのPLOTS=オプションを使用して特定のプロットを指定できるようになります。度数プロットまたは累積度数プロットを生成するには、PLOTS=オプションで、FREQPLOTまたはCUMFREQPLOT plot-requestをそれぞれ指定する必要があります。デフォルトでは、FREQプロシジャは、TABLESステートメントで指定された分析に関連付けられているその他のすべてのプロットを生成します。デフォルトのプロットを表示せずに指定のプロットを指定するには、PLOTS(ONLY)=オプションを使用します。詳細は、PLOTS=オプションの説明を参照してください。
FREQプロシジャは、同プロシジャがODS Graphicsを使って作成する各グラフに名前を割り当てます。この名前を使うことで各グラフを参照できます。表3.15に、FREQプロシジャが生成するグラフも名前とその説明、およびそれを生成するために必要となるPLOTS=オプション(plot-requests)およびTABLESステートメントオプションを示します。
ODS Graphics名 |
説明 |
PLOTS=オプション |
TABLESステートメントのオプション |
---|---|---|---|
AgreePlot |
一致プロット |
AGREE ( table) |
|
CumFreqPlot |
累積度数プロット |
1元表の要求 |
|
DeviationPlot |
偏差プロット |
CHISQ (one-way table) |
|
FreqPlot |
度数プロット |
任意の表の要求 |
|
KappaPlot |
カッパプロット |
AGREE ( table) |
|
ORPlot |
オッズ比図 |
||
( table) |
|||
RelRiskPlot |
相対リスク図 |
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( table) |
|||
RiskDiffPlot |
リスクの差図 |
RISKDIFF ( table) |
|
WtKappaPlot |
重み付きカッパ図 |
||
( table, ) |