「MULTTEST Q&A」
- 東京大学医学部 薬剤疫学教室 浜田知久馬
- MULTTESTは6.11で大幅な機能拡張がなされたが、その広範な機能を十分に使いこなすためのノウハウは、広くは浸透していない。そこで特に層を併合した解析と出力統計量の解説を中心に、Q&A形式のチュートリアルを行う。
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「大学病院の剖検率を低下させる可能性のある医療評価指標の検討」
- 順天堂大学医学部 病院管理学研究室 楊学坤 今井壽正
順天堂医院 診療録管理室 丸林葉子
順天堂大学医学部 中央電算機室研究部門 江原義郎
- 大学病院の剖検率低下の原因を探る一方策として,剖検率を低下させる可能性のある各種医療評価指標の17年間のデータをsasを用いて解析した。その結果,剖検率低下の原因の一つとして,入院死亡患者の高齢化の影響が示唆された。
「尺度の最適変換を伴う回帰分析の適用事例」
- 専修大学商学部 朝野ゼミナール 町野正博 風間 友太
- コンジョイント分析の適用事例を報告するとともに、ALSOSとtransregプロシジャの関係を論じ、調査・マーケティング分野におけるtransregの意義を指摘する。
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「Correction Log Form管理・作成システム「Collage」」
- 有限会社電助システムズ 電脳事業部 板東説也 安藤永一
ヘキスト・マリオン・ルセル株式会社 生物統計・データマネージメント部 阿部真佐子 石井政徳
- A臨床開発におけるCRFの訂正およびその管理を行う方法の1つに、Correction Log Form (CLF) がある。今回、このCLFを管理、作成するためのシステムをSASシステムにより開発したので、その概要について報告する。
「がん原性試験の統計解析システム」
- 塩野義製薬株式会社 解析センター 平野勝也 田崎武信
- がん原性試験の統計解析を検討し、そのためのSASによるシステムを開発した。この検討・開発の過程を紹介する。
「ClintrialのデータをSASで利用する方法の紹介」
- 日本イーライリリー株式会社 リリー リサーチ ラボラトリーズ ジャパン 臨床開発部 臨床統計室 藤田和也 笠原智子
- Clintraialで入力されたデータをSASで利用するための方法を紹介する。紹介する方法は、SAS/AFソフトウェアでプログラムを自動作成し、SAS/SHAREソフトウェアでデータを公開することである。
「ブリッジング試験における症例数の設計」
- 日本ロシュ株式会社 医薬開発本部 開発情報管理グループ 統計解析担当 吉原素子 高橋行雄
- ブリッジング試験において、共変量を調整した上での民族的要因の検討を主要な目的とする試験の例数設計が必要である。このような例数設計の経験例を示す。
「[EXSAS] (生物実験データ統計解析システム) Version 5.00の紹介」
- 有限会社アーム システム企画部 山本典子 常吉華奈
東京大学医学部 薬剤疫学教室 浜田知久馬
- 当論文集に以前('97)発表した非臨床試験統計解析システム[EXSAS]が5回目のVersion upを迎える。新しい[EXSAS]の追加機能を紹介するとともに、バリデーションへの対応の現状と今後の開発の展望をまとめる。
「多項目検定のマクロの作成」
- 吉富製薬株式会社 開発本部 開発業務部解析グループ 積山功
- O'Brien法による多項目検定のマクロを作成したので、その機能と使用法について説明する。
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「混合正規分布によるVARモデル」
- 株式会社金融エンジニアリング・グループ コンサルタント 甲田恵 角谷督 加藤浩一
- 株式収益率を日次で取り扱う場合、収益率分布はファット・テイルとなり、正規分布でリスクを捉えるとリスク量を過少評価する。解決策としてハル・ホワイトの提案する混合正規分布を用いてVarモデルを開発した。
「多次元株価モデルとリスク管理に関する実証的研究 ― 日米両市場における実証分析を通じて ―」
- 株式会社金融エンジニアリング・グループ 執行委員(金融研究担当) 宮村幸夫
- 本稿では、株式の市場リスク計測という課題に一考察を加える為に、リスク源泉の推計とそれに基く多次元的株価モデル(確率過程モデル)を考察し、リスク管理という観点でのその有用性を日米両市場で実証する。
「金融業界におけるデータマイニングの応用 〜応用事例:「保険解約の防止分析」〜」
- 株式会社ニッセイ基礎研究所 金融研究部門 小野潔
- 本稿は、最近の金融業界におけるDMの適用分野と成功例を紹介し、応用事例は「保険解約の防止分析」を取上げる。そしてDMの成功の鍵は、「個人と負事例データ収集」と「業務への反映方法」であることを説明する。
「財務パフォーマンス分析の新しい視点(2)−SAS/INSIGHT・NNA・EMの効果的活用法として− 最新版(非製造業版)」
- 有限会社企業行動デザイン研究所 代表取締役社長 主席研究員/慶応義塾大学 SFC 講師/Clayton University 陶山博太
- 当研究所では昨年SUGI-Jにおいて、通産省「わが国の経営分析」の対象となった製造業(約1000社)について、81年−95年を対象とした43の財務指標による分析をおこなった。特に企業業績の代表である総資産経常利益率(ROA)を決める要因の確定を目的とした。今回は同様の研究を81年−97年までを対象に、非製造業(約584社)についておこなった。
「株式ポートフォリオ構築のための最適化手法に関する考察」
- 大和証券投資信託委託株式会社 投資技術開発部 堀地正浩
- 株式ポートフォリオ構築にあたって、投資家の効用を最大化させる従前の手法と、ベンチマークを明示しそれからの乖離をコントロールするより実践的な最適化手法を比較する。併せて、SAS/IMLを利用した例を紹介する。
「バランスドスコアカード業績評価システムの構築方法」
- 株式会社SASインスティチュートジャパン プロフェッショナルサービス本部 コンサルティング部 牧野恭
- SASはDWHとDMのツール+技術に基づき、企業の業績を短期と長期の視点からバランス良く評価することによって企業戦略を実現するマネジメントシステム=BSC業績評価システムを効率的に構築する。
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「VBとSAS/STATを用いた臨床統計システム ― SASスクリプトレス、Excelへの結果出力 ―」
- 株式会社アイ・エス・イー 西原健自 山本昭一
- SASスクリプトを毎回記述することなく、作表・検定パラメータの指定のみで多様な臨床統計処理を行なう。結果およびパラメータはEXCELのWorkbookで一括管理する。
「PCのSASへの最適化」
- 株式会社イージーネット 製薬アプリケーション事業部 市川均
- SASの実行を、より高速に行うPCの構成について、ベンチマークを基に検討する。
「SASシステムによるWEBソリューション Tips, Tricks and Techniques集」
- 株式会社SASインスティチュートジャパン プロフェッショナルサービス本部 コンサルティング部 大久保英昭 漁智一
- 1997年に発表され、既に多くの企業で導入されているSAS/IntrNetソフトウェアについて、本論文では、このソフトウェアをより実践的に利用する為の技術やノウハウを紹介する
「サーバデータの有効活用 −『汎用RDBMS検索ツール』の紹介−」
- 株式会社SASインスティチュートジャパン プロフェッショナルサービス本部 コンサルティング部 前田幸一
- サーバマシンのデータウェアハウスに貯えられた大量のデータ。これらのデータを有効に活用するためのEUCツール、また簡易なELTツールとしての機能を提供する「汎用RDBMS検索ツール」を紹介します。
「SPDS 2.1 のパフォーマンスとチューニング」
- 株式会社SASインスティチュートジャパン プロフェッショナルサービス本部 ビジネスサポート部 山本克巳
- SAS SPDS2.1を使用した場合と使用しない場合のパフォーマンスの違い、及びチューニングの方法についての一例を紹介します。
「外部DLLルーチン呼び出しについて」
- 株式会社SASインスティチュートジャパン キャパシティプランニングセンター 鈴木一彦
- 過去に何度かSASシステムから外部DLLルーチンを呼び出す方法について紹介された事はありますが、最近問い合わせも多いことから使用例を含めてMODULE関数による外部DLLルーチン呼び出し方法を説明いたします。
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「臨床疫学教育におけるSASの役割」
- 東京慈恵会医科大学 環境保健医学教室 縣俊彦 清水英佑 田嶼尚子 裏田和夫 景山茂 鈴木皖之 鈴木直樹 須藤正道 川村昇 和田高士 松島雅人 尾立裕三 小松一祐
- 本学では臨床疫学教育において、医学統計学、医療情報学、情報・高次元画像処理、EBM、SAS、プレゼンテーション、情報システムなどを教育しているが、その中でSASの役割を考える。
「Separate-ranking型ノンパラ多重比較」
- 東京大学医学部 薬剤疫学教室 浜田知久馬
有限会社アーム 山本 典子
- SASのPROBMC関数を用いて、セパレートランキング型のノンパラメトリック多重比較法、Steel検定、Steel-Dwass検定、Shirlex-Williams検定を実行するマクロを、作成したので紹介する。
「JMPとSASによる生物検定法」
- 日本ロシュ株式会社 医薬開発本部 高橋行雄
- 生物検定法は、回帰分析における逆推定を用いた薬効評価法である。近年、その方法について忘れられているように思われる。生物検定法の各種の応用についてSASとJMPを用いて再認識する。
「PROC GLM及びPROC IMLを用いた3期3剤クロスオーバーデザイン(直交ラテン方格)の解析」
- ヘキスト・マリオン・ルセル株式会社 生物統計・データマネジメント部 石川靖
- Williamsは処理の直截効果と持ち越し効果を分離してそれぞれの効果が推定可能なる3期3剤クロスオーバーデザイン(直交ラテン方格)を提案している。PROC GLMとPROC IMLを用いてこのデザインを解析したので紹介する。
「SAS/STAT Version 8における拡張点」
- 株式会社SASインスティチュートジャパン プロフェッショナルサービス本部 ビジネスサポート部 小野裕亮
- Version 8 において、SAS/STATプロダクトに追加される予定のプロシジャや拡張点について簡単に紹介します。
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「ネットワークトラブルの実態とその対策について」
- 東邦大学医学部 病院管理学研究室 田久浩志
WEB110 吉川誠司
- 標記内容の相談をするWEBでのアンケート調査結果を入手し解析した。その結果、有料サイトからの脱会、大量メールの受信の件数が多く、年齢に関係なく被害が存在した。被害の実態と対象方法について報告する。
「Brand Quality Control: A New Strategic Brand Building and Management」
- 株式会社大広 マーケティング局 MCソリューションチーム 加藤雄一郎
- 認知科学に基づくブランド管理システムの紹介を行う。本論文では、認知科学的見地に立ったブランド機能の定義、ブランド価値構造最適化へのアプローチ方法を含め、本システムの構成および算出手順について述べる。
「流通業におけるデータマイニングの応用 〜リテンション戦略の強化を目指して〜」
- 株式会社エフ・エム・アイ 代表取締役 緒方維文
- 今注目されているデータマイニングの一例として、通信販売におけるデシジョンツリー分析をとりあげながらリテンション戦略の強化について述べる。
「Enterprise Minerを用いたクラスアソシエーションルールの抽出」
- 株式会社金融エンジニアリング・グループ コンサルタント 河合深雪
株式会社金融エンジニアリング・グループ 数理研究部 谷岡日出男
- クラスアソシエーションルールの抽出と確信度を、Enterprise MinerとBase SASのプログラムの組み合わせにより実行する。
「マルチレベル分析による生活満足度の分析 ― SAS PROC MIXEDを用いて ―」
- 北星学園大学社会福祉学部 中田知生
- マルチレベル分析は混合線形モデルを応用した階層構造データを分析するための解析方法である。本論では、共分散分析や回帰分析との差異を明らかにしながら、SAS・PROC MIXEDを用いたマルチレベル分析の例を示す。
「データマイニングとサンプルの実例」
- 株式会社SASインスティチュートジャパン マーケティング部 鈴木薫 (翻訳)
- データマイニングにおいては、大容量データをどのように処理するかが問題であるが、サンプリングがその問題を解く鍵を握っている。サンプリングは統計学的に、正当性のある手法であることが示されている。
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「webAFを用いたJavaアプリケーションの開発」
- 古河インフォメーション・テクノロジー株式会社 技術部 菅野崇 根田光
- WebAFを利用しSASシステム上でのC/Sシステムと同等の機能を実現するSASシステムをエンジンとするJavaアプリケーション構築方法を記述する。
「SASシステムとJavaによるクライアント環境の構築」
- 株式会社SASインスティチュートジャパン プロフェッショナルサービス本部 ビジネスサポート部 東一成
- 本稿ではSASの機能とJavaの技術を融合させた新しいプロダクトである、「AppDev Studio」を利用した、Webブラウザ上の分析環境の構築について紹介する。
「次期バージョンにおけるSAS/ACCESSソフトウェアの拡張点」
- 株式会社SASインスティチュートジャパン プロフェッショナルサービス本部 ビジネスサポート部 今城義高
- 次期バージョンで提供されるSAS/ACCESSソフトウェアの拡張点について述べる。
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「ビジネスにおけるデータマイニングの利用と実際 − スピード時代に応える俊敏な経営に関するアプローチ −」
- 株式会社SASインスティチュートジャパン マーケティング部 青柳恭弘
株式会社SASインスティチュートジャパン プロフェッショナルサービス本部 コンサルティング部 中西みなと
- 激動の経済環境にある現在、各組織の戦略には「グローバル&スピード」が要求されている。本稿では、この要請に『情報に主眼を置いて』応える情報技術として注目されるデータマイニングの利用と実際を事例を交えて報告する。
「企業経営戦略「CRM」とは何か −CRMの現状と今後の展望を探る−」
- 株式会社SASインスティチュートジャパン プロフェッショナルサービス本部 岩瀬秀明
- 実践的なCRM実現を支援してきたSASプロフェッショナルサービス本部から、CRMプロジェクト運営の勘所と今後の展望を紹介する。CRMとは、機器導入やDWH構築、データマイニングのみのことではなく経営戦略そのものであり日常業務運営の方針にまで踏み込んでいないと本来の目的が発揮されない様子を問題提起する。
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「製造業におけるSASシステムの活用場面」
- 株式会社SASインスティチュートジャパン プロフェッショナルサービス本部 コンサルティング部 石井宏司
- 製造業においてSASシステムは、従来のグラフや帳票作成機能の利用以外に、データウェアハウス/データマイニング関連プロダクトの活用も始まってきている。SASシステムの活用場面を事例を交えて紹介する。
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「企業における教育研修の評価と改善」
- 有限会社企業行動デザイン研究所 代表取締役社長 主席研究員/慶応義塾大学 SFC 講師/Clayton University 陶山博太
有限会社企業行動デザイン研究所 主席研究員 伊藤洋子
有限会社企業行動デザイン研究所 主席研究員/湘南国際女子短期大学 講師 大岡典子
- 従来より、企業教育のプレビューはかならずしも高いレベルで行なわれてはいなかった。本稿では、当研究所で実施している、統計解析による教育研修の評価と、そこから導かれるプログラムの軌道修正法を述べる。
「出向者の健康状態」
- 日本たばこ産業株式会社 関東コーポレートセンター 保健部 豊島裕子
東京慈恵会医科大学 縣俊彦 清水英佑
- 当社社員中、本社勤務社員と出向社員の健康状態を比較した。本社勤務群では運動不足と飲酒過剰の所見が、年齢の高いポストオフ出向群では加齢現象が、戦略出向群ではストレスに伴うと考えられる所見が認められた。
「日本プロ野球選手の成功要因の分析 [野手編]」
- 有限会社企業行動デザイン研究所 代表取締役社長 主席研究員/慶応義塾大学 SFC 講師/Clayton University 陶山博太
- プロ野球選手にとって、大事なモノサシとされる打率、打点、防御率などの値は、はたして何によって影響されるのか?SASシステムやJMPによって解析を行ない、従来の当該分野シンクタンクの分析との比較も行なう。
「SAS/PH-ClinicalソフトウェアPH-テンプレート機能のご紹介」
- 株式会社SASインスティチュートジャパン ファーマテクノロジーセンター 松井陽子
- SAS/PH-Clinicalにて標準で提供されているPHテンプレートの機能と使い方に関してのご紹介です。SAS/PH-Clinicalではさまざまな検定手法をクリッカブルなアイコンのテンプレートとしてノンSASプログラマーの方でも使えるように提供しております。それらの便利な使い方を紹介します。
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