SAS^® Base Programming for SAS^® 9

対象者

「SAS認定プロフェッショナル SAS Base Programmer for SAS^® 9」の認定には生データファイルのインポートとエクスポート、データの加工と変換、SASデータセットの組み合わせ、プロシジャを使用した基本的な詳細レポートと要約レポートの作成、データエラー・構文エラー・論理エラーの識別と修正を含む、SASのプログラミング経験が必要です。受験者にはSAS^® 9で利用可能になった拡張機能や新機能の知識も必要です。

試験範囲

データアクセス

- フォーマットされた入力とリスト入力を使用した生データファイルの読み込み

- INFILEステートメント・オプションを使用した生データファイル読み込み時の処理の制御

- さまざまなINPUTステートメントの構成要素を使用した生データファイルの処理（カラムポインタ・コントロール、ラインポインタ・コントロール、後置@コントロール）

- SASデータセットの組み合わせ

- Excelワークブックへのアクセス

データ構造の作成

- 一時SASデータセットと永久SASデータセットの作成

- SAS日付値の作成と加工

- ODSを使用したデータ出力によるカンマ区切り生データファイルの作成

- 処理や出力を行うSASデータセットのオブザベーションと変数の制御

データ管理

- Base SASのユーティリティ・プロシジャを使用したSASデータ・ライブラリの調査

- SASデータセットのオブザベーションのソート

- SASステートメントの条件付き実行

- DATAステップでの割り当てステートメントの使用

- DATAステップでのオプションとステートメントを使用した変数属性の修正

- DATAステップステートメントを使用した小計と合計の累積

- SAS関数を使用した文字データ、数値データ、SAS日付値の加工

- SAS関数を使用した文字データから数値データへの変換と逆の変換

- DOループを使用したデータ処理

- SAS配列を使用したデータ処理

- データの検証とクリーニング

レポートの生成

- PRINTプロシジャを使用したリストレポートの生成

- Base SASプロシジャを使用した要約レポートと度数表の生成

- ユーザー定義の出力形式、タイトル、フットノート、SASシステム・レポーティング・オプションを使用したレポートの拡張

- ODSステートメントを使用したHTMLレポートの生成

エラーハンドリング

- プログラミング論理エラーの識別と解決

- 構文エラーの認識と修正

- データエラーの調査と解決