有害事象分析
大規模な母集団の中で重要なデータ要素間の関連性を把握できます。「Adverse Event Analysis(有害事象分析)」タブには、特定の有害事象の発生頻度と重篤度が表示されます。この相関マトリクスには、チアゾリジンジオン系薬剤と胸痛との相関が示されています。ツリーマップの「Chest Pain(胸痛)」をダブルクリックすると、チアゾリジンジオンが突出した原因となっていることが分かります。
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チアゾリジンジオン分析
「Thiazolidinedione Analysis(チアゾリジンジオン分析)」タブの相関マトリクスを使用すると、ボディマス指数(BMI)をはじめとする主要なパラメータを素早く特定できます。
バブルチャートを使用すると、複数の次元にもとづいて情報を分析できます。この薬を使用する患者の平均BMIは他の薬を使用する患者よりもはるかに高い一方で、この薬を使用する患者のケトン体値はすべての薬と同じ範囲に収まっています。
また、この患者グループの年齢層別にBMIが時間とともにどう増加するかを調べることもできます。主要な薬の間でのBMIの違いも確認できます。
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臨床検査値
「Lab Values(臨床検査値)」タブでは、主要な臨床検査値に照らして複数の薬と病状に対する有効性を比較できます。
また、主要な測定項目とその値の時系列での傾向も確認できます。詳細を表示するには、「Primary Medication(主要な薬)」の横にある下矢印をクリックします。
階層の最下位レベルでは、特定の患者とその患者の臨床検査値を時系列で確認できます。表をドリルダウンするに従ってグラフも変化します。
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患者コホート
患者コホートの地理的分布を把握することは分析の重要な要素です。
「Patient Cohort(患者コホート)」タブには、特定の地域における患者の場所が表示されます。円グラフには、特定カテゴリーの患者数と割合の詳細が表示されます。円グラフとBMIフィルターとのリンク関係を利用して、データの部分集合を表示することもできます。ジオマップのバブル(円状の図形)をダブルクリックすると、患者を都市レベルに絞り込んで表示できます。
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