SAS 9.1.3でのライセンスの更新について

[OS] UNIX
[リリース] 9.1.3
[キーワード] UNIX, license, software update, sid, setinit

[質問]

UNIX版 SAS 9.1.3を使用しています。
ライセンス情報を更新する方法を教えてください。

[回答]

ライセンスの更新手順は、下記の「UNIX環境におけるソフトウェアの更新手順」を参照してください。

上記のドキュメントより、要点を下記に引用します。

SASライセンス情報の更新

SAS 9.1.3 Foundationのライセンスは定期的に更新されます。SAS 9.1.3 Foundationの既存のライセンスを更新したり、ライセンスに新しいプロダクトを追加した場合、SASインストール担当者は新しいライセンス情報を受け取ります。ライセンス情報は、SASインストールデータとして送付されます。この中にSETINITが含まれています。新しいライセンス情報を受け取った場合、SASを使用する前にSASインストールデータを適用しなければなりません。

SASインストールデータ

SASインストールデータは、契約内容に基づいた各プロダクトのライセンス情報と、そのプロダクトを利用するのに必要となるモジュールを自動的にインストールするための情報で構成されており、どちらもSAS社から提供されます。SASインストール担当者には、SAS Software Orderメールが送付されます。この電子メールには、SASインストールデータがテキスト形式で添付されています。添付ファイルをメール本文に記載されている説明に従って保存し、SASインストール時に使用できるようにしてください。

既存のSASソフトウェアの更新

ライセンスを更新し、既存のSASソフトウェアに新しいSASインストールデータを適用する手順は、次のとおりです。
  1. !SASROOT/sassetupから、SASセットアップを実行します。SASROOT内のファイルを更新できる権限があることを確認します。

  2. SASセットアップの最初のメニューで、[Run Setup Utilities]を選択します。

  3. [Renew SAS Software]を選択します。

  4. SASインストールデータを求められたら、SASインストールデータ保存されている場所 のパス名を入力します。

  5. SASインストールデータが適用されます。
    SASセットアップは、SASインストールデータが正しく適用されたかどうかについてレポートを表示します。エラーが発生した場合は、メッセージが示すログファイルの内容を確認してください。SASインストールデータの適用に成功した場合、「Q」と入力してSASセットアップを終了します。
    これで、SAS 9.1.3 Foundationを実行できます。