不要なWORKファイルの削除

[OS]UNIX
[リリース] ALL
[キーワード] unix, work, remove, delete, utility, cleanwork

[質問]

WORKライブラリが割り当てられているディレクトリに、古い日付の「SAS_workaXXXXXXXX」というディレクトリがあり、 その下にいくつかのファイルが残っています。これらを削除する方法はありますか?

[回答]

不要なWORKファイルを削除するためのcleanworkというユーティリティーがあります。 cleanworkユーティリティは、現在起動されているSASのプロセスが使用しているWORKファイル、 および更新権限のないファイルを除いたWORKファイルの一括削除を行います。

● 書式


 cleanwork  <WORKライブラリが割り当てられているディレクトリ>

● 使用例
WORKが/usr/tmpのとき

      (cdコマンドでsasrootディレクトリに移動)
      ./utilities/bin/cleanwork  /usr/tmp

デフォルトの設定では、WORKファイルはSAS終了時に削除されますが、異常終了すると削除されずに残ります。 定期的にWORKライブラリのディレクトリをチェックすることをおすすめします。