エラー「接続: クラスが登録されていません」の解消方法
[OS] Windows
[リリース] 9.2以降
[キーワード] Excel インポート/エクスポート エラー
[質問]ExcelファイルのインポートやエクスポートをIMPORT/EXPORTプロシジャにて実行した場合、次のようなエラーメッセージが出力されます。 ************************************************************* 1 PROC IMPORT OUT=class 2 DATAFILE="c:¥temp¥test.xls" 3 DBMS=EXCEL REPLACE; 4 RUN; ERROR: 接続: クラスが登録されていません ERROR: LIBNAMEステートメントのエラーです。 ************************************************************* エラーの解消方法を教えてください。
[回答]SAS のビット数が 64-bit、Microsoft Office のビット数が 32-bit の環境において、Excel ファイルのインポートやエクスポートを行うとエラーが発生します。 エラーを解消するには、SAS PC Files Server というアプリケーションをインストールする必要があります。SAS PC Files Server を追加インストールする方法は次のFAQをご覧ください。 SAS PC Files Server の追加インストール方法 SAS PC Files Server がインストールされている環境で Excelファイルのインポートやエクスポートを行うには、従来のプログラムや操作を一部変更する必要があります。 <SAS PC Files Serverを用いてExcelファイルをインポートする方法> 従来の SAS では、IMPORTプロシジャで Excel を扱う場合に DBMS=EXCEL と指定しますが、SAS PC Files Server がインストールされている環境では次のプログラムのように、DBMS=EXCELCSと指定する必要があります。 なお、Excelファイルをエクスポートする場合は構文をIMPORTプロシジャからEXPORTプロシジャに読み替えて下さい。 プログラム例) PROC IMPORT OUT=work.test DATAFILE="c:¥temp¥book1.xlsx" DBMS=EXCELCS REPLACE; RUN; DBMS=EXCELCSがサポートするオプションは、DBMS=EXCELと一部異なります。詳しくは以下のドキュメントをご覧ください。 Microsoft Excel Workbook Files 該当箇所は[Statement Options to Import or Export Excel Data Files on Windows, Linux, and UNIX]をご覧ください。 |