SAS Enterprise Guide バージョン 2.0 / タスクについてのFAQ
T1:タスクの結果において、変数ラベルを列の見出しとして使用することはできますか。変数ラベルを使用するためには、以下の操作を行ないます。
T2:タスクの結果において、出力形式を適応することはできますか。出力形式を適応するためには、以下の操作を行います。
※選択ボタンが選択できないようになっている場合は、データグリッドにおいていったんデータのプロテクトを解除し、変数のプロパティを変更します。または、クエリビルダを使用して、変数のプロパティを変更します。
T3:タスクをコピーすることはできますか。
通常のWindowsの操作と同じ要領で、タスクをコピーできます。既存のタスクを、パラメータだけ変更して複数回実行したい場合には特に有効です。
T4:一度作成したタスクを他のデータセットに対しても実行したいのですが。作成済みのタスクを他のデータセットにも実行する場合は、再実行したいタスクに結びついている入力データセットを変更してからタスクを再実行します。以下の手順に従って操作します。
また、上記以外に、タスクによって自動生成されたコードを修正する方法があります。以下の手順に従って操作します。
T5:既存プロジェクトの一部のタスクを繰り返し実行したいのですが、毎回タスクを個別に実行する以外に方法はありませんか。プロセスフロービルダを使用して、プロジェクト内にプロセスフローダイアグラム(PFD)を定義することができます。ユーザは、このPFDを繰り返し実行することが可能です。以下の手順に従って操作します。
※ スケジューリングについては、「E3:一度作成したプロジェクトを定期的に実行させたいのですが。」の項もあわせて参照してください。
T6:一元度数表タスクと要約統計量タスクをどのように使い分けたらいいでしょうか。
どちらのタスクも、1変数に対する度数と度数に基づくパーセントを求めることができます。
T7:要約統計量タスクと分布タスクをどのように使い分けたらいいでしょうか。
どちらのタスクも、合計や平均といった基本的な要約統計量を求めることができます。
T8:SASに用意されているオプションがタスクウィンドウにありません。
SAS Enterprise Guideでは、SASに用意されているすべてのプロシジャやオプションをGUIで利用できるわけではありません。
※タスクによって自動生成されたコードを直接編集しようとすると、「このコードには読み取り専用属性が設定されています。」というメッセージが表示され、コードを別ノードとしてプロジェクトに追加するように促されます。ここでは「はい」を選択してください。新しいコードノードはタスクコードのコピーですが、もはやタスクそのものとは関係ありません。コードをコピーした後に、オリジナルタスクやタスクコードを変更しても、コピーしたコードに影響を与えることはありません。
T9:新しく独自のタスクを作成することはできますか。Visual BasicやVisual C++といった、Componet Object Model (COM)に対応した開発環境を用いてCOM Add-inを作成することで、独自のタスク(カスタムタスク)を作成できます。作成したAdd-inをSAS Enterprise Guideに登録すると、既存のタスクと同様に、あらゆるサーバ上のデータに対して、タスクを実行し、結果を得ることが可能です。 ※カスタムタスクの詳細については、「SAS Enteprise Guide Custom Tasks」(英語)を参照してください。
T10:縦横変換を行なうことはできますか。縦横変換をするには、変数の分割タスク、または転置タスクを使用します。どちらのタスクもTRANSPOSEプロシジャを実行します。変数の分割タスクは転置タスクのサブセットであり、TRANSPOSEプロシジャに馴染みのないユーザにとっても、シンプルで分かりやすいインターフェースとなっています。ここでは、変数の分割タスクを使って、以下のようなカード会社のデータを一人の顧客で1行に変換する処理を行ないます。
T11:データ量が多いために、データを複数のMS Excelファイルに分割して保存しています。これらを一つのSASデータセットにまとめるにはどうしたらいいですか。テーブルを縦に結合するには、テーブルの追加タスクを使います。以下の手順に従って操作します。
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