エラー発生時に対話型処理で処理を停止する

[OS] ALL
[リリース] SAS 9.1以降
[キーワード] DMS, error, stop, option, syntax check, DMSSYNCHK

[質問]

バッチ処理などでは、処理の途中でエラーが発生するとそれ以降の処理は実行されないため、後続のステップで誤って他 のデータが更新されることがないのですが、DMSで同じプログラムを実行した場合、後続の処理が実行されてしまい、不都合が発生する場合があります。
バッチ処理と同じように、エラーが発生した場合に後続の処理が行なわれないようにすることはできますか。

[回答]

SAS9から新たなオプションとして、DMSSYNCHKオプションが追加され、DMSでの対話型処理において、バッチ実行時と同様の構文チェック機能を有効にすることが可能になりました。

指定例


  OPTIONS DMSSYNCHK;

このオプションを設定すると、1回のサブミット操作で実行される範囲(単位)内でエラーが発生した場合、バッチ実行時と同様の警告メッセージを出力し、以降の処理が誤って実行されることを未然に防止できます。