ログ出力のスクロール頻度を変更
[OS] ALL
[リリース] 8.2
[キーワード] LOG, SCROLL, AUTOSCROLL
[質問]ログウィンドウへの出力の際、自動スクロール頻度を変更することはできますか? [回答]コマンドバーまたはコマンド行でAUTOSCROLLコマンドを実行することで、スクロールの頻度を変更することが可能です。コマンドの構文は、以下のとおりです。 AUTOSCROLL n nには、受け取ったデータ行がウィンドウ内に収まらないときにスクロールする行数を指定します。
自動スクロール頻度を少なくすれば、プログラムの実行速度が向上します。n の値を0に設定すると自動スクロールを行なわず、処理終了後に一括してスクロールされます。
次の例では、DMコマンドを使用して、プログラム上からAUTOSCROLLコマンドを発行しています。 DM LOG 'AUTOSCROLL 0'; /* AUTOSCROLLを0に設定します */ DATA _null_; DO i=1 TO 10000; PUT i 5. +10 i WORDS50.; /* ログウィンドウに値を出力します */ END; RUN; 同様の処理をデフォルトの状態で行なった場合の処理時間と、AUTOSCROLLコマンドを発行した場合の実行結果を比較すると、下記のようになります。
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