ODS HTMLステートメントでTABULATE プロシジャの出力幅を変更する

[OS]ALL
[リリース] 8.1, 8.2
[キーワード] ODS HTML, TABULATE, STYLE, OUTPUTWIDTH

[質問]

TABULATEプロシジャでの出力を、ODS HTMLステートメントを使用してHTML形式で出力しています。その際に、TABULATEプロシジャで出力される表全体の幅を広げるにはどうすればよいでしょうか。

[回答]

ODS HTMLステートメントの出力で、TABULATEプロシジャにて作成される表全体の幅は、TABLEステートメントのSTYLE属性の指定で調整できます。次のプログラム例をご覧ください。

ODS HTML FILE='c:\temp\test.html' ;  
PROC TABULATE DATA=sashelp.class;  
  CLASS sex age;  
  VAR weight height;  
                                                     /* 指定なし */
  TABLE sex*age, (weight height)*mean;
                                                  /* 10cm の指定 */
  TABLE sex*age, (weight height)*mean / STYLE=[OUTPUTWIDTH= 10cm] ;
RUN;  
ODS HTML CLOSE;  
OUTPUTWIDTHスタイル属性は、下記の単位で指定可能です。
単位 説明
CM センチメートル
MM ミリメートル
IN インチ
PX ピクセル数
% パーセント(ブラウザ幅に対する比率であり、本来の幅に対する比率ではありません)

[詳細]

TABLEステートメントにて使用可能なスタイルについては、オンラインヘルプのTABULATEプロシジャの項目を参照してください。また、TABULATEプロシジャのスタイル属性で指定可能な属性の詳細については、「SAS Procedures Guide, Version 8, Volumes 1 and 2」(注文番号:57238)の「Procedure Concepts」の項目を参照してください。