SAS System 8におけるプログラムの自動保存

[OS]ALL
[リリース] 8.1, 8.2
[キーワード] BASE, 8.1, ENHANCED EDITOR, PROGRAM EDITOR, TEMP, AUTO SAVE

[質問]

SAS 8.2を利用中、プログラムの「自動保存を完了しました」というメッセージが表示されます。実際にプログラムはどのフォルダに自動保存されていますか。また、設定はどうすればできますか。

[回答]

SAS System 8から、拡張エディタ、プログラムエディタの内容が自動的に保存される機能が追加されました。実際に保存されるフォルダとファイル名、および設定方法(機能の有効/無効、自動保存の間隔など)は以下のとおりです。

■ Windows版

拡張エディタの保存 Windowsで指定される一時フォルダ内(環境変数名:tempに指定されるフォルダ)に、「Autosave of 無題.$AS」などのファイル名で保存される
プログラムエディタの保存 現在の作業フォルダに「pgm.asv」として保存される
自動保存の間隔の設定方法 ツールバーの「ツール」→「オプション」→「プリファレンス」→「プリファレンス」ダイアログボックスの[編集]タブ

■ UNIX版

拡張エディタ、プログラムエディタの保存 現在の作業フォルダに「pgm.asv」として保存される
自動保存の間隔の設定方法 ツールバーの「ツール」→「オプション」→「プリファレンス」→「プリファレンス」ダイアログボックスの[DMS]タブ

なお、自動保存の間隔はWAUTOSAVEコマンドを使用して変更することもできます。

WAUTOSAVE INTERVAL=xx

※「xx」の部分に任意の時間を設定します。「xx」の単位は「分」です。