SCLでファイル操作用のダイアログ画面を利用する

[OS]ALL
[リリース] 6.12, 8.1, 8.2
[キーワード] af, scl, file, open, dialog, filename, filedialog

[質問]

SCL言語で、ファイル名を取得するためのファイル一覧を表示させるダイアログ、あるいは任意のフォルダ/ファイル名で保存するためのダイアログ画面を利用するにはどうしたらよいでしょうか。

[回答]

FILEDIALOG関数を使用することにより実現できます。

■ ファイル名取得用のファイル一覧ダイアログ作成

       rc=FILEDIALOG('OPEN',入力値用変数,' ','初期ディレクトリ','拡張子')

プログラム例:
下記の例は、「ファイルを開く」 ダイアログを表示して、選択されたファイルのファイル名を変数filenameにセットします(参照するディレクトリは "c:¥sales"、表示するファイルの拡張子を".xls" に設定する)。

   pbtn1:
     rc=FILEDIALOG('OPEN',filename,' ','c:\sales','*.xls');
     PUT filename=;
   return;

■ ファイル保存用のダイアログ作成

       rc=FILEDIALOG('SAVEAS',入力値用変数,' ','初期ディレクトリ','拡張子')

プログラム例:
下記の例は、「名前を付けて保存」ダイアログを表示して、指定または入力したファイル名を変数filenameにセットします(参照するディレクトリは "c:¥sales"、表示するファイルの拡張子を".xls"に設定する)。

   pbtn2:
     rc=FILEDIALOG('SAVEAS',filename,' ','c:\sales','*.xls');
     PUT filename=;
   return;
※上記はあくまでもダイアログ画面を表示させる処理で、「開く」処理や「保存」処理については、入力値用変数に格納された情報を使って記述する必要があります。

[参考]


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