このドキュメントでは、Administrative Tool、Webアプリケーション、およびレポーティングを含むSAS Enterprise GRC 6.1のインストールと実行に必要な最小限の必要条件について説明します。 SAS Enterprise GRC 6.1は、 SAS 9.4M2が必須です。
重要: SAS Visual Analytics Administration and Reporting Server and Mid-Tierは、 オプションではない配置です 。 これらは、 SAS Enterprise GRC 6.1のインストール時に、インストールが必須です。
このドキュメントに記載されている情報は、SAS Enterprise GRC 6.1の出荷された時点のものです。
SAS Enterprise GRC Serverは、1種類の標準SAS/ACCESSエンジン(Oracle、ODBC、Microsoft SQL Server、PostgreSQLまたは、DB2から選択)を含みます。 2種類目の標準SAS/ACCESSエンジン1つ(種類は選択。トランザクショナルデータ用)が含まれます。
注意: SAS/ACCESS Interface to Microsoft SQL Serverは、Microsoft Windowsを除くサポートされているすべてのSASプラットフォームで実行されます。 Microsoft Windowsプラットフォームでは、SAS/ACCESS Interface to ODBCを使用する必要があります。
SAS Enterprise GRC Server は、3種類のSAS Metadata Bridge(種類を選択)と、それに加えてGeneral Industry Standardsが含まれます(General Industry Standardsは、選択しなくても自動的に含まれます) 。
重要: SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverは、 オプションではない配置です 。 これは、 SAS Enterprise GRC 6.1のインストール時に、インストールが必須です。
SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverには、 SAS LASR Analytic Server (非分散モード:Non-distributed Mode)が含まれます。
SAS Enterprise GRC には、追加の構成が必要なSASデータサーバー SAS Enterprise GRC Data Serverが含まれます。
このデータサーバーのサイズは大規模(large)です。
注意: ソフトウェアを構成する際は、各データサーバーのサイズを考慮する必要があります。
インストール、アップデート、もしくは同じマシンへの1つまたは複数のSASデータサーバーの展開につながるプロダクトやソリューションの追加をする前に、共有メモリとセマフォのためにカーネルパラメータの変更が必要です。 小規模、中規模、大規模なデータサーバーの構成に関する詳細は、『SAS 9.4 Web Applications: Tuning for Performance and Scalability, Second Edition』の「Tuning the PostgreSQL Data Server」の章をご確認ください。ドキュメントは、こちらのWebページよりご確認いただけます: http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/documentation/onlinedoc/intellplatform/tabs/admin94.html
SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
メモリ:
64-bitオペレーティングシステムのみサポートされています。 SAS Enterprise GRC 6.1 で推奨される最小限必要なメモリ容量は、8GBです。
重要: SAS Visual Analytics Administration and Reporting Serverは、 オプションではない配置です 。 これは、 SAS Enterprise GRC 6.1のインストール時に、インストールが必須です。
注意: 最小のサポートしている環境は、4コア、シングルマシン構成(64 GBのRAM)です。
SASソリューションソフトウェアをインストールする際、SAS Deployment Managerが必要なWebアプリケーションサーバーとWebサーバーのインストールと設定を行います。
これらのサーバーをインストールするには、ミドル層でサポートしているオペレーティングシステムからいずれか1つを選択します。
注意: これらのサーバーをz/OSまたは、32-bit版Windowsプラットフォームにインストールすることはできません。
SAS Enterprise GRC は、次のいずれかのデータベースが必要です。
次のデータベースのバージョンがサポートされています。
SAS Enterprise GRC は、次のいずれかのデータベースが必要です。
注: Microsft SQL Serverは、Microsoft Windows環境でのみサポートされています。
SAS Enterprise GRC 6.1は、SAS Shared Servicesのさまざまなコンポーネントに依存します。 たとえば、SAS Workflowは、SAS Shared Servicesのコンポーネントとして、SAS Intelligence Platformとともに提供されます。 また、SAS Enterprise GRCは、WebDAVリポジトリにファイルを格納するためにSAS Content Serverを使用します。
SAS OpRisk Global Dataマシンには、SAS OpRisk Global Dataソフトウェアが含まれ、月に一度のペースで更新されます。 毎月のファイルサイズは若干異なりますが、インストールするには約160MBのディスク容量が必要です。
SAS Visual Analytics Mobile Clients は、Apple iPad および、 Androidタブレットでサポートされています。 これは、App Storeから無料でダウンロードして利用できるSAS Mobile BIを使用します。
SASがサポートしているWebブラウザのリストは、新しいソフトウェアがテストされ承認されたら更新されます。 最新の情報は、こちらのページ(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/index.html)にて、Webブラウザとプラグインのリンクを選択してご確認ください。
注: SAS Visual Analytics Administration and Reporting 7.1 では、Adobe Flash Player 11.1以上が必須です。
追加情報は、次の場所から確認してください。
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。