システム必要条件
SAS® IT Resource Management 3.21

概要

SAS IT Resource Management サポートWebサイト(http://support.sas.com/documentation/onlinedoc/itsv/)および、Usage Note 44002(http://support.sas.com/kb/44/002.html)には、このシステム必要条件に加えて、その他のSAS IT Resource Management 3.21に関する情報が記載されています。それらの情報もご確認ください。

サーバー層

SAS IT Resource Management Server

使用する環境を選択してください。

サードパーティの関連情報:

  • SAS IT Resource Managementは、すべてのオペレーティングシステムのサーバー層に置いてJava Runtime Environment(JRE)が必要です。 必要な最小バージョンのJava Runtime Environmentsについては、
    サードパーティの必要条件のWebサイト(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/index.html)のSAS 9.3のセクションを参照してください。
  • SAS IT Resource Managementは、サーバー層のすべてのオペレーティングシステム上のSMFベースのデータソースの処理のためにMerrill Consultants社のMXGソフトウェアが必須です。 このソフトウェアは、z/OSオペレーティングシステム版SAS IT Resource Managementに含まれています。 その他のオペレーティングシステム上のSMFデータを処理する場合は、Merrill Consultants社にライセンスとMXGソフトウェアの実行についてお問い合わせください。
  • X11サーバーは、z/OS上およびUNIX上にSASをインストールする際に必要です。 このサーバーは、エンドユーザーがSAS Deployment Wizard(SASのインストールと構成手順を実行するJavaアプリケーション)を表示するために必要です。
  • SAS IT Resource Managementは、Windowsシステムデータを処理するためにDemand Technology Performance Sentry Softwareを含みます。 Demand Technology Softwareは、Windowsオペレーティングシステム上のSAS IT Resource Managementに含まれており、そのプロダクトのライセンスは50台までであり、また、180日間Demand Technologyからソフトウェアの更新が提供されます。

*SAS IT Resource Management Serverをz/OSで使用する場合は、次のメモリの必要条件にご注意ください。

  • z/OSサーバー層上のSAS IT Resource Managementを使ったバッチジョブは、最低でも1024Mのリージョン指定が必要です。
  • TSOユーザーIDは、SAS IT Resource ManagementがASSISZEMAXの指定を1024Mにする際に使用されます。 TSOユーザーIDのインストーラは、2000MのASSIZEMAXが必要です。 特に、マイグレーションを実行している場合は、インストーラ‐TSOユーザーIDのために、CPUTIMEMAXの値を20000にすることを推奨します。

SAS Metadata Server

使用する環境を選択してください。

SASは、SAS Metadata Serverを64-bit版のホストシステム上に配置することを推奨します。 SAS Metadata Serverは、マルチスレッドおよびマルチコアサーバーハードウェア(通常クアッドコア以上のマシン)の使用を推奨します。 チューニング、管理、診断の簡略化のためにSAS Metadata Server専用マシンとすることを推奨しますが、必須ではありません。 サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 4GBのRAMでほとんどの配置に対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。

*SAS Metadata Serverをz/OSで使用する場合は、次のメモリの必要条件にご注意ください。

  • MEMLIMIT サイズの変更は、Metadata Serer開始タスク内で指定することお勧めします。 デフォルトでは、MEM=2Gの値が設定されていますが、SAS IT Resource Managementを使用する際には、MEM=4Gにする必要があります。
  • デフォルトのREGIONサイズは、1024Mでこちらは変更する必要はありません。

ミドル層

SAS IT Resource Management Mid-Tier

使用する環境を選択してください。

SAS IT Resource Managementは、また、ミドル層上にJava Runtime Environment(JRE)およびJava Development Kit(JDK)が必要です。 必要な最小バージョンのJava Runtime EnvironmentsおよびJava Development Kitsについては、サードパーティの必要条件のWebサイト(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/index.html)のSAS 9.2(TS2M3)のセクションを参照してください。

アプリケーションサーバー

次のリストには、SAS 9.3でサポートされているアプリケーションサーバーとそれらをサポートしているオペレーティングシステムが記載されています。

次のいずれかを選択します:

  • BEA WebLogic 10.3 (10gr3) : 
    AIX 6.1および7.1、 HP-UX 11iv3 (11.31) for the Itanium Processor Family、Red Hat Enterprise Linux 5 および 6、 SuSE Linux Enterprise 10 および 11 、Solaris 10、 x64 Solaris 10、 Windows Server 2003 x64、 Windows Server 2008 x64
  • IBM WebSphere 7.0.0.13 : 
    AIX 6.1および7.1、 Red Hat Enterprise Linux 5および6、 SuSE Linux Enterprise 10および11、 Solaris 10、x64 Solaris 10、Windows Server 2008 x64 R2、 z/OS v1r10
  • JBoss 4.3 (JBoss Community 4.2.3)以上 : 
    AIX 6.1および7.1、 HP-UX 11iv3 (11.31) for the Itanium Processor Family、Red Hat Enterprise Linux 5 および 6、 SuSE Linux Enterprise 10 および 11 、Solaris 10、 x64 Solaris 10、 Windows Server 2003 x64、 Windows Server 2008 x64

クライアント層

SAS IT Resource Management Client

使用する環境を選択してください。

SAS IT Resource Managementは、また、ミドル層上にJava Runtime Environment(JRE)およびJava Development Kit(JDK)が必要です。 必要な最小バージョンのJava Runtime EnvironmentsおよびJava Development Kitsについては、サードパーティの必要条件のWebサイト(http://www.sas.com/offices/asiapacific/japan/service/resources/thirdpartysupport/index.html)のSAS 9.2(TS2M3)のセクションを参照してください。

DataFlux Data Management Client :Windows

このマシンにインストールするSASプロダクト:
    サポートしている実行環境:サポートしている実行環境はありません。

    DataFlux Data Management Clientは、DataFlux Data Managmeent Quality Knowledge Base(ロケールは選択)と一緒に提供されます。 特に指定しない場合、デフォルトでQuality Knowledge Base Locale for English(USA)が同梱されます。

    Webブラウザ

    SAS 9.3は、次のWebブラウザをサポートしています。

    • Internet Explorer 7
    • Internet Explorer 8
    • Firefox 3.6

    SAS IT Resource Management Gallery ManagerアプリケーションをWebブラウザで実行するには、Flash Player リリース10.0.32.18以上が必要です。 Flash Playerは、Adobe Systems社のページ(http://get.adobe.com/flashplayer/)からダウンロードできます。 実行されているAdobe Flash Playerのリリースが不明の場合は、http://kb2.adobe.com/jp/cps/844/cpsid_84414.htmlの手順に従って実行中のFlashのリリースを確認することができます。

    SAS IT Resource Management 3.21で出力されるレポートは、Microsoft社のActiveXテクノロジーベースのものがあります。 これらのレポートをWebブラウザで表示するには、SAS/Graph Control for ActiveXをクライアント層にインストールする必要があります。 これは、インストールメディアからまたは、Hot Fixes and Downloads:SAS/GRAPHのWebサイトからダウンロードしてインストールすることができます。 詳細は、Usage Note 10102(http://support.sas.com/kb/10/102.html)を参照してください。

    SAS/GRAPH Control for ActiveXは、Microsoft Internet Explorerのみサポートしています。


    93D58
    日本語版更新日:2012/09/07  英語版更新日:2012/08/17
    リリース:9.3 (TS1M0), Rev.930_11w41
    Pub Code:64849
    SASおよびSAS Instituteのプロダクト名またはサービス名は、米国およびその他の国におけるSAS Institute Inc.の登録商標または商標です。 その他、記載されている会社名および製品名は各社の登録商標または商標です。
    ®は米国で登録されていることを示します。
    Copyright© 2012, SAS Institute Inc., Cary, NC, USA.