サードパーティの技術の変化に対応するため、SASは正式にサポートしている各オペレーティングシステムの1つ以上のベースラインメジャーバージョン、後続のマイナーアップデート、および、後続のメジャーバージョンをサポートする一般的なポリシーを採用いたしました。 このドキュメントには、サポートしているベースラインメジャーバージョンのみ記載しています。 サードパーティソフトウェアに関する完全なSASのサポートポリシーは、https://support.sas.com/resources/thirdpartysupport/baseline_plus.htmlよりご確認いただけます。
このポリシーの一部として、SASはお客さまが最新のオペレーティングシステムサービスパックを適用されることを強く推奨しています。
SAS Federation Server 4.2 以降の配置では、DataFlux Authentication ServerがSAS Metadata Serverに置き換えられます。 しかしながら、バージョン4.2では、DataFlux Authentication Server がアップグレードインストールへのデータ移行をサポートするために含まれています。
移行を実行している場合、配置には次のコンポーネントが両方含まれている必要があります。
これらのコンポーネントオプションは両方ともデータの移行をサポートするために必要なソフトウェアに含まれます。 DataFlux Authentication Server Configuration 4.1M1がインストールされているだけでは、十分ではありません。 SAS Federation Serverの移行をご希望で、ご利用の配置にこれらのソフトウェアが含まれていない場合は、SASテクニカルサポートへお問い合わせください。
設定データの中には、SAS DataFlux Authentication ServerからSAS Metadata Serverへデータを移行することが必須のものがあります。 SASのドキュメントでは、データ移行に特化した情報を提供しています。 次のWebページより、『SAS Federation Server 4.2 Migration Guide』をご参照ください。 http://support.sas.com/documentation/onlinedoc/fedserver/
SAS Federation Serverには、サポートしているデータベースに対応した以下のドライバが含まれます。
注意: SAS Federation Server Drive for SPD Server は、Federation Server 4.2ホットフィックスとして入手可能です。 SAS Technical Support Hot Fixは、http://ftp.sas.com/techsup/download/hotfix/hotfix.htmlより利用できます。
SAS Federation Server Driver for SASHDATは、このドライバがセキュアなコンポーネントを必要とするため、オーダーにSAS Secureが含まれない場合は、無効になります。
SAS Federation Serverは、SAS Quality Knowledge Base for Contact Information もしくは、SAS Quality Knowledge Base for Product Data(いずれもロケールを選択)のいずれか一方も含まれます。 特に選択しない場合、English(USA)ロケールのSAS Quality Knowledge Base for Contact Informationがデフォルトで含まれます。
次のドライバは、オプションです。
これらオプションのドライバは、サーバーライセンスに含まれていません。
注意: SAS Federation Server Driver for SAP をNetWeaver RFC ライブラリと使用するには、 NetWeaver RFC SDK 7.20、パッチレベル36 以降が必須です。
SASでは、SAS Metadata Server配置において次の事項を推奨しております。
サーバークラスシステムのディスクI/Oパフォーマンスが十分である必要があります。 メモリの必要条件は、使用するプロダクトの組み合わせにかなり依存します。しかしながら、8 GBのRAMがあれば大抵の大規模配置にも対応可能です。 ほとんどの配置において、4GBのRAMで対応できます。より少ないメモリで賄えるような特定の配置が確認されない限り、この4GBという値が最低限必要なメモリ容量だと考えることができます。
SAS Federation Server には、次のSASデータサーバーが含まれます。これらは追加の設定が必要です。
このデータサーバーのサイズは中規模(medium)です。
注意: ソフトウェアを構成する際は、各データサーバーのサイズを考慮する必要があります。
インストール、アップデート、もしくは同じマシンへの1つまたは複数のSASデータサーバーの展開につながるプロダクトやソリューションの追加をする前に、共有メモリとセマフォのためにカーネルパラメータの変更が必要です。 小規模、中規模、および大規模なデータサーバーの設定に関する詳細は、『SAS 9.4 Web Applications: Tuning for Performance and Scalability』の「Tuning the PostgreSQL Data Server」の章にある、Initial Configuration Recommendationsというタイトルの箇所をご確認ください。
SAS Drivers for Federation Server は、SAS Data Management Studio Platformとは別のマシン上にインストールすることができ、Windows上でのみサポートされています。 SAS Federation Server Client for Windowsは、このことからSAS Data Management Studio Platformコンポーネントに含まれる個別のマシンオプションとして表示されます(下記参照)。
SAS Federation Server Clientには必要なODBCおよびJDBCドライバが含まれており、それらはUNIXおよびWindowsプラットフォームで有効です。
SAS Federation Serverは、SAS Quality Knowledge Base for Contact Information もしくは、SAS Quality Knowledge Base for Product Data(いずれもロケールを選択)のいずれか一方も含まれます。 特に選択しない場合、English(USA)ロケールのSAS Quality Knowledge Base for Contact Informationがデフォルトで含まれます。
SASソフトウェアは、特定のサードパーティソフトウェア(オープンソースソフトウェアのみに限定されません)を提供することがあります。これは、サードパーティソフトウェアライセンス契約に基づきライセンスされます。 SASソフトウェアと共に提供されるサードパーティソフトウェアのライセンス情報に関しては、http://support.sas.com/thirdpartylicenses(英語)をご参照ください。