SAS® Continuous Monitoring for Procurement Integrity の特長リスト
データ管理
- 各種のシステムやプラットフォームなどに存在する内部/外部ソース(サードパーティのデータを含む)を対象にして、すべての関連する構造化/非構造化データにアクセスし、統合することが可能
- 特定の個人またはエンティティに関連するすべての情報を整理統合したビューを作成するために、各種のデータ要素を照合、クレンジング、融合することが可能
- マスターデータ管理機能とメタデータ管理機能を提供
ビジネスルール開発
- 既知のリスクを識別するために、既存のルールエンジンからビジネスルールをインポートすることが可能
- 反復的なクローズドループ型のプロセスを用いて、新しい不正手口が解明されたときにビジネスルールを修正または追加することが可能
高度なアナリティクスと、モデルのデプロイメント(業務実装)
- 調達分析用データモデルと調達に特化したシナリオ群を標準搭載
- 大規模な経験に基づくルールセットと異常検知機能を提供
- 調達プロセスの早期段階で高度な予測モデリングを用いて、疑わしい活動のリスク・スコアリングを実行することが可能
- 既存のビジネスルールで検知されない疑わしい活動を特定するために、モデルをカスタマイズすることが可能
検知とアラート生成
- ビジネスルール、異常検知、予測モデリング、連想リンク分析を組み合わせて活用するオンライン・スコアリング・エンジンを用いて、リアルタイムですべてのトランザクション(発注、支払など)をスコアリングすることが可能
- 個々のエンティティまたはトランザクションに関連するリスクを計算することが可能。また、その後、新しいデータ(納品書、請求書、修正書などを含む)を取得したときに、調達ライフサイクルの早期段階で再スコアリングを実行することが可能
アラート管理
- 複数のモニタリング・システムのアラートを組み合わせ、共通の人物またはエンティティでそれらを関連付けることが可能
- 活動の特性に基づいてリスクスコアを計算し、透明性の高い理由コードをアラートに付与することが可能
- アラートの優先順位を判断した上で、高リスクなアラート項目を適切なチームメンバーに回付することが可能
- ユーザーが設定したルールおよび要件に基づき、自動的に特定の調査担当者または分析担当者に作業を割り当てることが可能
ネットワーク分析
- 取引別や顧客別の観点よりも視野を広げ、相互に関連する活動や関係のすべてをネットワークという観点から分析することにより、組織的な濫用を検知および防止することが可能
- 直感的なインターフェイスにより、調査担当者は “無関係に見えるイベントやエンティティ” の間にあるリンケージ(つながり)を識別することが可能
- 独立したリスクスコア、結合したリスクスコアの両方を生成することが可能
- ノードやグループに注釈を付けることが可能(テキスト、基本的なHTMLタグ付け、HTMLでリンクされた画像など)
- グループを展開表示せずにグループ・コンテンツを表示することや、直近に展開表示したグループをワンクリックの「元に戻す」操作で再グループ化することが可能
- 運用管理者は特定のノードにアンカーノードとしてのタグ付けを行い、発注書、請求書、その他の関連要素を(デフォルトでは)どこにアンカーするべきかを示すことが可能
調査ワークスペース
- 対話操作型の可視化ツールや検索機能を含む使いやすいインターフェイスを提供
- 分析担当者は各自の調査に関連するデータを直感的に収集、探索、可視化、操作することが可能