SAS® Office Analytics
使い慣れたMicrosoft Office環境からSASのパワーにアクセスして活用
SAS Office Analyticsは、使い慣れたMicrosoft Office環境でSAS Analyticsのパワーを直接利用できるようにするソリューションです。このソリューションを導入すると、ビジネスユーザーは分析の専門知識やIT部門のサポートがなくても、SASの機能を活用してデータアクセス、データ管理、高度な分析、レポート作成を行えるようになります。ユーザー自身がデータを探索して顧客や市場に関する最新のトレンドを把握し、洞察を導き出すことができるため、確信をもって迅速に行動するために欠かすことのできない、事実にもとづく正確な情報を幅広い意思決定者が利用できます。
利点
整合性のとれた一貫したデータアクセス
さまざまな業務システムのデータにアクセスして統合し、最新の情報を統合ビューで把握することができます。ユーザーが独自にデータ抽出を操作しなくても、業務システムから自動的に収集された最新データをExcel、Word、PowerPointのファイルやSharePointポータルに取り込むことができます。ひとつのレポートに複数のバージョンが混在する状況から解放されます。
ビジネスユーザーの自己対応力の強化
使い慣れたMicrosoft Officeのアプリケーションから実績ある高度なSAS Analyticsを直接活用することで、単なる集約値や基本的なグラフではなく、予測的な洞察をビジネスユーザーが自力で導き出せるようになります。その結果、正確な分析に欠かすことのできない最新情報を常に把握できる業務環境が実現し、それと同時に、集約された中間データにつきものの諸問題を回避することも可能になります。
より優れた結果がより短時間で得られる使いやすいツール
直感的なクエリ・インターフェイスで大量のデータにアクセスし、結果をExcelで直接表示することができます。ガイド付きの分析機能により、データの分析、プロジェクトのスケジューリング、結果の共有とOfficeアプリケーションへの埋め込みを行うことができます。
IT部門のリソースを戦略的な作業に集中
データのアクセスと制御が一元管理されるため、ユーザーは適切なアクセス権限を与えられ、ビジネスにおける需要の変化に素早く対応できるようになります。ユーザーの自己対応力が高まることで、IT部門は、煩雑な保守業務や非定型(アドホック)のクエリ/レポート依頼への対応から解放されます。
企業倫理と法規制の遵守
SASのソリューションでは、検証済みのデータとプロセスを使って、繰り返し利用可能な結果を作成できますが、こうしたデータとプロセスはコンプライアンス対応のために容易に文書化し、検証することができます。どれが正しいレポートかを追跡管理する手間がなくなるため、多大な時間の節約が実現します。
特長
- Microsoft Officeとの統合
- データ・アクセス・エンジン
- 強力なSAS® Analytics
- ガイド付きの分析機能とパワーユーザー向けのモデル開発機能
- IT部門向けのビジネス・メタデータ管理機能
SASの優位性
SAS Office Analyticsは、業務部門のユーザーのためのソリューションです。市場をリードするSASの統計機能を活用して、高度な洞察を導き出せるように支援します。このソリューションでは以下のことが可能になります。
- リアルタイムのデータアクセス環境を整備し、データの自動更新、クエリの実行、フィルターの適用を通じて、常に最新情報が利用できる業務環境を実現できます。
- ビジネスユーザーは、このソリューションに含まれるSAS® Enterprise Guide® およびSAS/STAT® ソフトウェアを通じて、高度な分析機能を活用することができます。
- ビジネス・アナリストやビジネスユーザーは、使い慣れた快適なMicrosoft Office環境(Word、Excel、PowerPoint)をそのまま利用して、経営レポートの作成や分析結果の操作を行うことができます。
- 必要なトレーニングが最小限で済みます。ユーザーは分析から得た洞察を踏まえ、事実にもとづいて迅速に意思決定を行い、競争優位性の向上につなげることができます。