主な特長の一覧
SAS Insurance Capital Management
プロセス管理
- 多様なデータ管理タスクや、そのデータの反復的な分析計算などを含む総合的なビジネスフローをカプセル化し、反復的な各種調整や適切なレビュー/承認を含むワークフロー機能を標準搭載。ビジネスフローはカスタマイズ可能。
- 部門横断のタスク調整や権限管理を実現。
リスクデータ管理
- 事前定義済みのデータ構造およびデータ定義を用いた保険データモデルを標準搭載
- データの不整合を排除または削減するデータ品質管理ツールを提供
- データの収集、統合、エラーハンドリング、データ加工を自動化
- サードパーティのリスク管理アプリケーションとの連携をサポート
- ユーザー・セキュリティ(アクセス権、認証、権限付与)機能を提供
- 自動文書化による監査対応機能が、データやリスクモデルに対するすべての変更について完全な監査証跡を提供
リスクの分析と集計
- 所要保険資本の計算テンプレート
- ソルベンシー資本要件(SCR)。各種エンティティに関して単体およびグループの両レベルにて
- Insurance Capital Standard 2.0(ICS 2.0)
- 経済価値ベースのソルベンシー規制(日本)
- 契約レベルからエンティティ・レベルまで、さまざまな粒度で所要資本を計算
- あらゆるリスクタイプ(損害保険、生命保険、健康保険、市場、信用、災害、オペレーショナル)を横断したリスク資本の計算・集計
- 資産と負債の市場調整評
- 再保険受取勘定の計算
- 適格資本とソルベンシー比率の計算
- 計算に関する完全な透明性と監査性
- 変動要因分析をサポート
- 感応度分析をサポート
- 内部モデル・アプローチもサポートできるオープンかつ拡張可能なアーキテクチャを提供
リスクレポートの作成
- カスタマイズ可能なダッシュボードやアドホック(非定型)のレポートなど、Webベースの各種レポーティング・ツールを標準搭載
- 事前定義済みのリスクレポート作成機能を提供。EIOPA(欧州保険年金監督局)要件に準拠した標準レポート(QRT)をXLSおよびXBRLの両フォーマットで標準搭載。ICS2.0および国内規制に準拠したレポートを標準搭載。
- 拡張可能な検証ルール・エンジンを提供。このエンジンは、EIOPA(欧州保険・年金監督局)の最新仕様を満たす600以上の事前定義済みのレポート内/レポート間妥当性チェックを標準搭載。
- 継続的な規制更新への対応。また、現地の規制当局が推奨する言語をサポート。