SAS IMLの特長

高度なプログラミング言語

  • 数式をプログラムに変換することが可能
  • 行列領域とベクトル領域を概略レベルの目標として扱うことが可能
  • リストやインメモリ・テーブルなどのデータ構造
  • IF-THEN/ELSEロジックなどの反復実行ループ
  • 300以上のビルトイン関数
  • 新しい関数とサブルーチンを定義することが可能
  • imlアクション内: 関数をマルチスレッドで並列実行することが可能

行列計算

  • データテーブルから行列への読み込みが可能
  • マルチスレッドの行列操作: 加算、乗算、累乗計算など
  • 線形システムを解くことが可能
  • 行列分解: Cholesky分解、固有値分解、特異値分解(SVD)など
  • 行列を関数に送ることが可能
  • imlアクション内: 追加的なマルチスレッド行列計算

数値分析

  • 線形代数
  • 求根アルゴリズム
  • 積分と導関数
  • 微分方程式(DEs)
  • 補完
  • imlアクション内: 複数の根の探索や複数のDEsの解決を並列で実行することが可能
  • シンプルなUIを備えた微分方程式ソルバーにより、より多くの人々がエクスポート不要でアルゴリズムを利用することが可能

最適化

  • 線形計画法
  • 混合整数線形計画法

シミュレーション

  • 標準装備の数十種類の分布によるシミュレーションが可能
  • 短変量: 正規、対数正規、指数など
  • 多変量: 正規、多項、Wishartなど
  • 時系列モデル: ARIMA、多変量変分(multivariate variations)
  • カスタム・シミュレーションをプログラムすることが可能
  • 回帰モデル
  • 空間モデル
  • imlアクション内: 複数のスレッド内で独立したサンプルを生成することが可能

統計解析とデータ分析

  • 平均と標準偏差
  • 相関と共分散行列
  • カテゴリカル・データを表形式で表現することが可能
  • 仮説検定を実装することが可能
  • 多変量データ分析
  • imlアクション内: 複数のブートストラップ法や複数の並べ替え検定(permutation test)を並列実行することが可能