SAS、企業の生成AI導入状況を評価するツール「生成AI成熟度評価（SAS GenAI Maturity Assessment）」を提供開始

データとAIのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.（以下SAS）は、企業が生成AIの価値を最大限に活用できるよう支援するベンチマークツール「SAS 生成AI成熟度評価（SAS GenAI Maturity Assessment）」を開発しました。本ツールは、組織の指導者が生成AIの導入を安全かつ成功裏に進めるための指針を提供します。

SAS 生成AI成熟度評価ツールが生成AI導入の進捗度を可視化

この評価ツールで8つの質問に答えることで、組織は世界の同業他社と比較して自らが生成AI導入の傍観者（導入に慎重）なのか、探索者（導入中で標準的）なのか、またはリーダー（先んじて積極的に導入）なのかが分かります。また、評価後に生成されるレポートでは、競合他社が生成AIをどのように活用しているかを知ることができ、責任ある生成AIの導入に向けた次のステップや主な考慮事項を把握できます。

SASの生成AI成熟度評価ツールの詳細はこちらを参照ください。

SASのグローバルAIおよび生成AI戦略リードであるマリネラ・プロフィ（Marinela Profi）は、次のように述べています。「企業はAI技術に多大な投資を続けていますが、その投資が違いを生み出すものであるのかを各社が理解する必要があります。この評価により、ガバナンス、データセキュリティ、倫理的導入を包含した理想的な生成AIの導入イメージと照らし合わせながら、各社は自身の今の立ち位置と、これから進むべきステップを把握できます」

この評価ツールのベンチマークは、SASの「2024 Generative AI Global Research Report:Strategies for a Competitive Advantage（生成AIグローバルリサーチレポート：競争で優位に立つための戦略）」に基づいています。このレポートは、銀行、行政、保険、医療、製造など、さまざまな業界の1,600もの組織からの回答を網羅した包括的なグローバル調査の結果をまとめたものです。

責任あるAI導入で業界をリードする「SAS Viya」

SASは、業界屈指のデータ&AIプラットフォーム「SAS^® Viya^®」を通じて、企業がデータを管理し、AIモデルのガバナンスを確立しながら、AIの活用を拡大できるよう支援しています。これにより、企業はビジネス課題の解決と競争力強化につながるAI戦略を推進することが可能になります。

*2025年3月5日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。本プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。