SAS、革新的AIやサステナビリティの取り組みを通じて企業の社会的責任を推進
データおよびAIのリーディング・カンパニーである米国SAS Institute Inc.(以下SAS)は、企業の社会的責任やイノベーションに対する強固なコミットメントを維持し、ビジネスや気候変動に関する戦略を策定する上で、サステナビリティや企業市民活動を常に最優先に考えています。また、テクノロジーを通じて革新的なソリューションを顧客に提供することで、より良い世界の実現を目指しています。
SASは長年にわたりクリーンエネルギーと国連の持続可能な開発目標(UN SDGs)を支持しており、顧客のグリーン・ビジネスやサステナビリティ・ニーズを支援するとともに、自社のソフトウェアを活用して世界各国のオフィスでより効率的な企業運営を実践しています。
SASのCEOであるジム・グッドナイト(Jim Goodnight)は、次のように述べています。「SASは社会的責任のリーダーとして、信頼できるデータがより的確な意思決定を促し、より持続可能で責任ある未来を創造できると考えています。SASは常に環境、社会、ガバナンス(ESG)に取り組む地域社会や顧客を支援します」
環境における一貫したリーダーシップ
SASはパリ協定を支持し、長年にわたり環境への取り組みや持続可能なビジネスモデルを進化させることで、グリーン戦略を実証してきました。SASは、サステナビリティのリーダーとして、社員、サプライヤー、顧客と協力し、省エネルギー、排出量の管理、汚染対策、節水、グリーンビルディングなどの取組に重点を置いたプログラムによって環境への影響トを最小限に抑えています。SASの誇るAIの専門知識と優れたソフトウェアソリューションによって、よりスマートで効率的なオペレーションを実現すると同時に、顧客が事業戦略に活かせるインサイトやツールを提供しています。
2023年のSASの環境面での、主な成果は次のとおりです。
- 全スコープを通じた絶対排出量を2018基準年と比較して44%、前年比で4.1%削減
- 2030年の52.6%、および2050年の実質ゼロ(ネットゼロ)の削減目標について、SBTiの検証を取得
- SBTiの目標の再検証の一環として、2030年までの削減目標達成率を50%から52.6%に引き上げ
- スコープ2の排出量を前年比6.3%削減
- 世界中の業務廃棄物の69%、建設廃棄物の100%を埋立地に送ることなく有効活用
- サプライヤーから直接収集する排出量データの量を支出ベースで43%引き上げ
- 屋上と地上に設置された太陽光発電システムで、330万kWhのクリーンで再生可能なエネルギーを生成
- 本社施設のISO 50001エネルギーマネジメントシステム認証取得に向けた取り組みを開始
- スコープ1および2の2023年の年間の温室効果ガス排出量において、ISO 14064-3基準に基づき限定的保証を取得
社会の改善への取り組み
SASの「より明るい未来を創造する」というビジョンは、革新的なソリューションで顧客を支援するだけでなく、社会が抱える最大の課題に対する創造的な取り組みにも広がっています。大胆な質問を投げかけ、困難に屈せず、データに基づいた意思決定を優先することで、ポジティブな変化をもたらす革新的な機会を生み出しています。SASの協力的な企業文化や従業員哲学を基盤として、責任あるイノベーションやプロジェクトの実践から企業フィランソロピーや教育イニシアチブを通じた社会的イノベーションに至るまで、さまざまな企業努力を通じ、どうすれば社会的な問題や地域社会の進歩を促し、ポジティブな影響を与えることができるかを最優先に考えています。
SAS Data Ethics Practice(DEP)は部門横断的なチームであり、従業員や顧客が人間の幸福、主体性、公正性を促進するデータ主導型システムを展開できるように、グローバルに連携した取り組みを推進しています。SASはData for Good運動を支援することによって、貧困、健康、人権、教育、環境に関連する、人道的な課題解決のためにデータが有意義な方法で活用されるよう奨励しています。DEPは今後も進化し続け、信頼できるAIを顧客に提供するための取り組みを強化し、新たなData for Goodイニシアチブを追求しています。
有意義な仕事への貢献は、受賞歴のあるSASの企業文化の重要な要素であり、従業員の幸福に焦点を当て、価値ある貢献者として従業員を大切にするということを示しています。こうした企業理念は高く評価されており、この数十年間、SASの支援や包括的な取り組みは数々の称賛や賞を受けてきました。
SASは、あらゆる人々のデータリテラシーや教育イニシアチブの支援を重視する慈善活動の理念の下、グローバル・コミュニティに献身的に投資しています。これはデータリテラシーのための関連リソースを開発・提供するSASの取り組みに表れています。2023年中、290,000人以上の教職員や学習者がSAS®ソフトウェアの無償提供を受けました。またSASは、第二の無償データリテラシーeラーニングコース Data Literacy in Practiceも開設しました。1つ目のコースであるData Literacy Essentialsは、約80か国の600以上の大学と約3,500の非学術団体で、22,000回以上利用されています。
さらに、アナリティクスにおけるキャリアをスタートさせるために必要な全ての情報にアクセスできる無料のオンラインポータル SAS Skill Builder for Studentsに、世界で2万人以上の学生が参加しました。2023年に全世界で2,000人以上の教職員がSAS Educator Portalに参加し、アナリティクスを教室に簡単かつ効果的に導入できるよう設計された無償の教材やeラーニングを利用しました。さらに高度な教育や社会人の学習者向けに、SASは新たに世界中の大学・学術プログラムと、50以上のパートナーシップを確立しています。
SASがサステナビリティのリーダーである理由に関しては、SASの最新のCSR(企業の社会的責任)レポートをご参照ください。
*2024年8月29日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。本プレスリリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。
SAS について
SASはデータとAIのリーディング・カンパニーです。SASの革新的なソフトウェアと業界特化型のソリューションが、世界中のお客様にデータを信頼できる意思決定に変換するパワーを届けています。SASは「The Power to Know®(知る力)」をお届けします。
*SASとその他の製品は米国とその他の国における米国SAS Institute Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です。
プレスリリースに関する
お問い合わせ
- SAS Institute Japan株式会社
広報担当: 森屋
TEL: 03-6434-3700
E-mail: jpnpress@sas.com
ノースカロライナ州ケーリーに位置する、SAS本社太陽光発電所の航空写真。