SAS、Forrester Wave:企業向け不正管理ソリューションのリーダーに選出

機械学習ベースのリスク・スコアリング、アラートおよびレポーティングの各項目で 調査対象ベンダー中最高評価を獲得

データとAIのグローバルリーダーである米国SAS Institute Inc.（以下SAS）は、米調査会社Forrester Researchのアナリスト・レポート「Forrester Wave^™：企業向け不正管理ソリューション 2024年第2四半期」（The Forrester Wave^™: Enterprise Fraud Management Solutions, Q2 2024）において、最高位であるリーダーに選出されました。レポートでは、企業向け不正管理（EFM）ソリューションベンダー12社を21の基準で評価し、SASはリーダーに選出された2社のうちの1社となりました。

さらに、SAS^®Fraud DecisioningとSAS^®Fraud Managementで構成されるSASのEFMソリューションは、「現行製品・サービス」のカテゴリーにおいて調査対象ベンダーの中で最高スコアを獲得しました。

Forrester社のレポートは、SASについて次のように評価しています。「SASによって製品化された、すぐに利用可能な金融機関のトランザクション監視のための機械学習モデルは、競合他社に先行するものであり、より少ない労力でトレーニングすることができます。分析担当者向けの調査画面は直観的で、カスタマイズ可能になっており、汎用性が高く、設定が簡単で見た目も美しいレポーティング機能を備えています。大手の金融機関や保険会社に最適なソリューションだと言えます」

顧客の期待に応える強固な不正防止機能

企業にとっても顧客にとっても、不正検知や不正防止はこれまで以上に重要になっています。実際、ロイヤリティや顧客維持率を考慮する際、両者の利害はしばしば一致します。SASが2023年に行った不正行為に関する消費者調査「Faces of Fraud（不正行為の様相）」では、消費者の3分の2が、不正対策強化のためにプロバイダーを変更すると回答しています。

SASは強力な不正対策機能を提供しており、「現行製品・サービス」カテゴリーにおいて、11の評価基準のうち以下の7項目で最高評価を受けています。

• 機械学習ベースのリスク・スコアリングとアラート
• 製品化されたモデルおよび社内モデル
• セグメンテーションおよび行動プロフィール
• 分析担当者による調査
• チャネル
• レポーティング
• スケール

SASは戦略カテゴリーにおいても8項目の評価基準のうち、ビジョン、ロードマップ、適応、コミュニティの4項目で最高評価を得ています。

Forrester社は、「SASはそのまま利用可能なEFMの機械学習モデルの幅広い選択肢を提供しているとともに、EFMのビジョンや製品ロードマップも最高レベル」であると評価しています。

今回の評価について、SASのリスク・不正対策およびコンプライアンスソリューション担当シニアバイスプレジデントであるスチュ・ブラッドリー（Stu Bradley）は、次のように述べています。

「Forrester社の評価によって、SASが企業向け不正管理テクノロジーにおける最高のパートナーであることが示されたと思います。AI技術が飛躍的に発展したことで、データやAIのライフサイクル全体を通じてIT投資から迅速に成果をあげるためには、信頼できるパートナーを得ることが不可欠です。

SASの企業向け不正対策ソリューションはクラウドファーストのSAS^® Viya^®上で価値を実現するだけでなく、さまざまなメリットをもたらします。SASはリスク管理ソリューションと共有データエコシステム、リアルタイム・スコアリングおよび意思決定、高度なアナリティクス、機械学習を備えた包括的なスイート製品を単一プラットフォーム上で提供します」

生成AIを始めとする新規テクノロジーの可能性や課題を含めた最新の不正対策テクノロジーの動向については、SASが公認不正検査士協会（Association of Certified Fraud Examiners : ACFE）と実施したグローバル調査2024 Anti-Fraud Technology Benchmarking Report（不正対策テクノロジーに関するベンチマーキング・レポート）を参照ください。

*2024年6月13日に米国SAS Institute Inc.より発表されたプレスリリースの抄訳です。本リリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。