Hadoopの議論が「チャーリー・ブラウンの先生」の話のように聞こえていませんか?
執筆:タマラ・ダル(Tamara Dull)、SAS Best Practices部門
あなた:「いや、Hadoopは必要ないですね。ビッグデータなんて扱いませんから」
ビッグデータ専門家:「Ж△♭、@$Г▽□▽¥」
あなた:「まじめな話、たとえビッグデータを扱うとしても、そんなことこまで気が回りませんよ。"スモールデータ" の保存、処理、分析をタイムリーに行うだけでも、いやというほどのトラブルに見舞われているんですから。まずはその解決が先です」
ビッグデータ専門家:「∂▽Ж¥$ИЯ▽Я◎∂、△&▽@Э△ЖГ¥Ж∂$∠@Г」
あなた:「大丈夫ですか?ちゃんと言葉を話してます?」
ビッグデータ専門家:「♭☆Ж@&」
あなた:「...なるほど。いずれにしても、他にも課題はあって、今のデータウェアハウスや予算が追いつかないほどのスピードで、データが成長しているんですよ。Hadoopなら対応できるんですか?」
ビッグデータ専門家:「○Г♯□◇◎□∠※、∂ЖД⊆ДБЖ☆□。@☆&БДГ※И∠▽∂△Э☆И&☆!」
あなた:「...凄いですねぇ」
同僚たちとお昼を食べていたら、ビッグデータの話になったんです。すると、「チャーリー・ブラウンの先生」(みたいな話し方をするビッグデータ専門家)がやってきました※。誰もが腕時計を見ないようにしています。
※訳注: チャーリー・ブラウンが主人公の漫画/アニメ「ピーナッツ」では、子どもの視点から日常が描かれているため、学校の先生をはじめとする大人たちの話し声が聞こえるシーンでは、こうした意味不明の発声になっています。
スモールデータ"の保存、処理、分析をタイムリーに行うだけでも、いやというほどのトラブルに見舞われているんですから。まずはその解決が先です。
今お読みいただいたのは、筆者の最新のホワイトペーパー、「ビジネス担当者のためのビッグデータ攻略本:Hadoopおよびエンタープライズ・データウェアハウス編」の導入部分です。このホワイトペーパーは、基本的には技術に詳しいものの、ビッグデータ(特にHadoop)が企業におけるデータ管理のここ数年の動向に及ぼす影響をまだ十分に理解できていないビジネス担当者のために、ビジュアルな攻略本(プレーブック)を提供する目的で書かれたものです。
この攻略本では、ビッグデータ・テクノロジーにおけるオープンソースの申し子といえるApache Hadoopが、エンタープライズ・データウェアハウス(EDW)のエコシステムをサポートおよび拡張する方法について、6種類の一般的な「攻略法」を例示しています。筆者のブログ、「ビッグデータを扱わない状況でも役立つHadoop」(英語)をお読みになられた方は、これらの攻略法のうち、「データのステージング(中間準備)」、「データの処理」、「データのアーカイブ化」という3つはもうご存知です。今回のホワイトペーパーでは、理解しやすい図説も交えながら議論を広げます。そして、より複雑で統合性の高い攻略法も新たに3つ取り上げ、掘り下げています。
図説がお好きで、ビッグデータに関する「♭☆Ж@&」状態を解消したいと思われる方は、ぜひ「ビジネス担当者のためのビッグデータ攻略本」をご覧ください。同じ言葉で話が通じるようになれば、ビッグデータの管理はもっと容易になります。