ユーザー事例
データサイエンス分野のキャリアに狙いを定めた生涯学習者
プラドニャ・ペトカル(Pradnya Pethkar)氏は修士課程を修了後、インターンシップ先だった企業で、自身の愛するデーサイエンス・キャリアに踏み出しました。
教訓トップ3
- 自分の直感を信じる。
- 学習して自分自身を刷新するという意欲を持つ。
- 実験を頻繁に行う(試行錯誤を実践する)。
経歴
第1ステップ: 学士課程での勉強
サビットリバイ・フール・プネー大学(Savitribai
Phule Pune University): 電子工学および電気通信学の学士号(工学)
第2ステップ: 教育アシスタント
レベル5の学生に工学数学(IおよびII)と微積分を指導
第3ステップ: 学士取得後の勉強とインターンシップ
オークランド工科大学(AUT): アナリティクス学の修士号(Harmoney
Ltd社でのデータサイエンス・インターンシップを含む)
第4ステップ: キャリア
Harmoney Ltd社でデータサイエンティストとして勤務
SASがもたらしたメリット
自分自身の理解に関して
自分が何を行うべきかの理由を正確に説明してくれる、アナリティクス型の診断テストがあります。
アナリティクスに関する天性の適性の有無を理解するために役立ちます。
2つのうち1つ
ニュージーランドに2つあるアナリティクス修士課程の1つです。
90%+
AUTのアナリティクス修士学生の9割以上がインターンシップを修了します。
インスピレーションに関して
データサイエンティストを目指す上で最も貴重なスキル:
情熱こそが学習とチームワークを停止させない推進力です。
SASを学んだことが、データサイエンティストとしてのキャリアに踏み出す上で役立ちました。
MY STORY
Q: そもそもの始まりに遡ると、データサイエンティストになることを最初に考え始めたのはいつですか? この方向にあなたを導いた何らかのスキルや才能を、もっと若い頃から持っていましたか?</span>
A: 数年前、自分について非常に興味深い事実を観察しました。私はよく、空白の紙にランダムなパターンを描くのですが、その全てが同期しているのです。また、とても外向的で社交的な人間である私は、いつも周囲から「分析的なマインドを持っている」と言われていました。でも、それは決して嬉しいことではありませんでした ── パーソナリティ診断テストの結果を見て、分析スキルが非常に高得点だと知るまでは ──。自分はアナリティクス分野で何かをやるべきだと気づいたのは、その時です。いったんデータサイエンス分野でキャリアを追求しようと決断した後は、とても興奮しましたし、その後の道のりにも非常に満足しています。
Q:オークランド工科大学、とりわけECMS(Engineering, Computer and Mathematical Sciences、工学科学/コンピューター科学/数理科学)学部のアナリティクス修士課程での勉強に応募したのは、なぜでしょうか?
A:必須科目も含め、2年未満で修了するように設計されたファストトラック型の修士課程を望んでいたからです。オークランド工科大学は、まさにその通りの諸要件で、1年半で180単位のプログラムというコース構成でした。何より、そのコース構成には60単位のインターンシップが含まれており、私はすぐに応募したくなりました。
Q: 大学での体験についてお聞かせください。どのようなテクノロジー・コースを履修されましたか? 特に、コンピューター科学における興味を刺激したコースはありましたか?
A : 大学での体験は魅惑的でした! 私が履修した全ての科目には実践的な実装作業が含まれており、否応なしに素早くコンセプトを学習できました。計算機数学と統計学は本当に楽しかったです。それらの科目が、R/MATLAB/SASの完全なソフトウェア・パッケージを用いてデータ分析やビジュアライゼーションを実行するスキルを開発してくれました。
Q: アナリティクス修士号のために勉強したことは、修士課程後の進路についての考え方に、どのような影響をもたらしましたか?
A: 私が目指していたのは、Harmoney社(オンライン融資プラットフォーム事業者)のインターンシップでプロジェクト(不正検知)に従事することでした。実際、それにより、現実世界のデータサイエンス問題を設計/実行/報告/解決する取り組みへの分析的なアプローチが身に付きました。当時の私は、こう思っていたのです。「オフィスでの素晴らしい日々の中で、財務データのスマートな分析をこなして会社に価値をもたらすことができ、そしてさらに素晴らしいことに、自分のスキルを強化したり知識を広げたりすることも同時にできるだろう!」
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Q:SASについて学んだのは、どの時点でしょうか? 学士課程または修士課程で、SASを学習するコースを何か履修しましたか?
A:私は修士課程で取り組み始めるまで、このツールのことを全く知りませんでしたが、初めて紹介されたときに、すぐにSASに魅了されました。そのときは、完全にSASだけを使ってケーススタディーに取り組みました。具体的には、給水ネットワークについて最も費用対効果の高い24時間スケジュールを組む作業と、提示された変更点についてコスト/ベネフィット分析を提供する作業でした。
Q: 卒業後はどうなさったのですか? すぐに就職したのでしょうか? あるいは、もっと間接的なキャリアパスを選んだのでしょうか?
A: Harmoney社(インターンシップ先と同じ会社です)で、データサイエンティストとしてのフルタイム職を確保しました。私の夢が叶ったのです。
Q:現在のお仕事についてお聞かせください。どのようなスキルを使っていますか? それをどれくらい気に入っていますか?
A: Harmoney社は、オーストララシア地域をリードする “IT化されたオンライン融資業者” の1つであり、オンラインで素早くシンプルに資金を借りる方法を人々に提供しています。Harmoney社には「Stellare™」という独自の技術プラットフォームがあり、それが与信判断、融資管理、カスタマー・エクスペリエンス、データフローとビジネス・インテリジェンス、機械学習といった、さまざまなモジュールを網羅しています。Harmoney社では、DataRobot、Snowflake、Tableau、Salesforceのような最先端のテクノロジーやツールを数多く利用しています。このようなテクノロジー・ドリブンでダイナミックな会社の一員でいることは、本当にワクワクします!
Q: ご自身の教育/キャリアパスを振り返ってみたとき、何らかの障害物や問題に遭遇したことはありましたか? やり方を変えようと思ったことはありますか?
A:インターンシップ中の研究プロジェクトは、チャレンジングでした。行き詰まって途方に暮れたことが何度かありましたが、私のメンターのアンドリュー・キャシー(Andrew Cathie)氏(Harmoney社のチーフ・データサイエンティスト)と、サラ・マーシャル(Sarah Marshall)氏(オークランド工科大学のシニア講師)が、簡潔な提言で私を助けてくれました。もちろん、Googleはいつでも救世主でした。
Q: ご自身のキャリア・ジャーニーを考えたとき、今の現在地はどのあたりでしょうか? また、あなたは生涯学習者ですか? そうだとすると、これから目指そうとしていることはありますか?
A:私は生涯学習者です。私は常に「学ぶために学ぶのだ」と信じています。今は、インターンシップの一環として始めた不正検知の取り組みを発展させ続け、強化し続けることを、心から楽しみにしています。
Q:SASについて学ぼうと考えている大学生に対して、他にどのようなアドバイスがありますか?
A: SASは包括的なアナリティクス・ツールです。SASには、利用しやすいドキュメンテーションが完備しており、コーディングの際にとても役立ちます。SAS認定資格は世界中で認められており、有能なスキルのアピールに役立ちますから、キャリア上のアドバンテージとなります。また、SASは高度な予測的アナリティクスや統計的アナリティクスのための画期的なツールでもあり、業界トップクラスの銀行や金融会社が財務データから洞察を導き出すために利用しています。SASを学ぶことは間違いなく、あなたを長期的に助けてくれるでしょう。
データサイエンスを活用して、この世界をもっと良い場所に変えることを可能にするストーリーを展開するのです。
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単一のプラットフォームで、望ましくない挙動や疑わしい挙動の識別および対応措置をリアルタイムで実行。SAS Fraud Managementはデータ・アナリティクスや機械学習を活用して、全社規模での不正の検知・防止・管理を支援します。
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