パトリシア・ブラウン
上級副社長および最高法務責任者(CLO)
パトリシア・ブラウンは、SASのグローバルな法務サービスおよびライセンス業務を統括しています。この役職において、300人以上の弁護士とサポート・スタッフからなるグローバル・チームを率いています。SASの政府関係、企業交渉、リスクの各部門を始めとする社内の法務およびライセンス業務のサポートを担当するブラウンは、経営幹部の一員として会社の方向性や方針の決定を支援しています。
1988年に入社したブラウンは、現在の役職に就く前、知的財産の保護に焦点を当てたSASの取り組みを指揮していました。また、SASのオフィスや、IDeaSなどの関連企業のガバナンスを支援しました。研究開発、マーケティング、財務、人事、情報技術、グローバル・チャネルなど、SASのいくつかの大規模な部門に法務支援を行いました。在任中、SASの全事業部と緊密に連携し、法務サービスにおいて顧客重視のアプローチを推進しています。
ブラウンは、「当社のお客様には、各業界で最も有名な大企業が含まれており、可能な限り最高のエクスペリエンスを提供するために、価格設定、契約、バックエンド・プロセスの最適化に継続的に注力しています。「テクニカル・サポートと協力してサポート関係を最新化する方法を特定することから、開発者と連携して次世代技術の特許を取得することまで、私たちの目標は、より革新的で顧客志向になるためのSASの取り組みを支援することです」と語っています。
ブラウンは、カンザス州にあるエンポリア州立大学で音楽教育の学士号を取得し、ノースカロライナ大学チャペルヒル校で法務博士号を取得しています。さらに、パラリーガル(弁護士補助員)として米国海兵隊に5年間勤務していました。現在、ノースカロライナ州の初期段階の企業に法律相談を行うノースカロライナ大学法学部イノベーション研究所の諮問委員を務めています。