ジェン・マン(Jenn Mann)
上級副社長兼最高人事責任者(CHRO)
ジェン・マンは、SASの文化を守り、14,000人以上の多様な従業員を雇用するグローバルな人事組織を率いている管理責任者です。SASの経営の理念の策定と指導を担当し、最高の人材を獲得、育成、報奨、保持するための戦略の明確化も担当しています。
マンの職場文化に関するインサイトは、ウォール・ストリート・ジャーナル、US News & World Report、CBS MoneyWatch.com、CBS Sunday Morning、CNN、The Huffington Post、そしてMichael BurchellとJennifer RobinによるThe Great Workplaceで広く紹介されています。マンは2015年にHRO MagazineのChief Human Resources Officer of the Yearに選ばれ、2019年にはWomenInc MagazineのMost Influential Corporate Directorsのひとりに認定されました。
Glassdoor.comのインタビューにおいて、マンは自身のワークライフ・バランスの考え方について説明し、「SASでは、従業員にとって有意義な仕事、力を与える経営理念、そして従業員が仕事や私生活でより快適に過ごせるようなサービスや福利厚生を含む世界クラスの職場環境を提供することを目標としています。これによって、従業員は当社のソフトウェア開発において意欲的、創造的、革新的な活動を行うことが可能になります。優秀な人材にインセンティブを与える職場を提供することは、当社にとって非常に重要なことです」と語っています。SASの重役会全体で共有されるこのリーダーシップ哲学は、職場の文化とイノベーションに対するコミットメントにおいて、世界中で数多くの賞賛を受けることになりました。
マンは1998年にSASに入社し、当初は経営幹部とともに従業員のパフォーマンスや組織効率に関するプログラムに取り組んできました。ワールドワイド・マーケティング部門とR&D部門をサポートする人事チームを統括した後、2008年に現職に就任しました。SAS入社前は、ハイテク製造業、ヘルスケア、学術界で人事のリーダー的役割を担っていました。ノースカロライナ州ローリーのMeredith College(メレディス・カレッジ)で心理学とビジネスの学士号を取得したマンは、ノースカロライナ州立大学プール経営学部の人事諮問委員会、Meredith College(メレディス・カレッジ)評議員会、American Heart Association Go Red for Womenキャンペーンの執行リーダーシップ委員会のメンバーであり、United Community Bank(ユナイテッド・コミュニティ銀行)の人材・報酬委員会の委員長を務めています。