試験の正当性

SAS Global Certification プログラムは、当社が開発し授与する資格の完全性と価値を保護する責任を負っています。SAS Certificationを取得することで、新たな仕事、昇進、給与アップなどの機会が開かれます。残念なことに、その価値には、 SAS Certification試験でカバーされる目標について勉強し、学習し、熟練度を証明するために必要な厳しい作業を回避しようとする試みが伴います。

ほとんどの受験者は、 SAS Certification候補者同意書に記載されている規則、試験実施業者および試験監督者によって定められた規則を遵守しているものと認識しています。世界中の何千人もの SAS認定資格保持者のために、当社はこのページに詳述する予防措置と措置を講じ、当社のプログラムとお客様の認証情報の価値と完全性を保護しています。

SAS Certification候補者同意書

SAS Certification候補者契約は、SAS Institute Inc. と証明試験受験者との間の契約です。本同意書には、認定候補者と SAS Global Certificationプログラムの権利と責任が詳しく規定されています。受験の際には、この同意書が提示され、受験を希望される方は同意書に同意する必要があります。条件を満たすことができないと思われる場合は、契約を拒否する権利を留保します。試験当日までに、SAS Global Certification資格候補者同意書をすべてお読みいただくことを強くお勧めします。

契約書は以下の言語で閲覧可能です。
英語|中国語|日本語|韓国語

合意の主なポイントは次のとおりです。

• この試験であなたが提供する解答は、あなた自身が正当に習得したスキルと知識の結果です。
• あなたは、この試験の受験前、受験中、受験後に不適切な援助を提供したり、受け入れたりしてはなりません。
• この試験の受験登録者はあなた本人です（つまり、誰かに代わりにこの試験を受けさせることは許可していません）。
• ログインおよび試験開始に関するすべての指示に従い、試験の開始および完了に必要なもの以外のプログラムやソフトウェアを利用しないでください。
• 受験者は、SAS および試験実施プロバイダーまたは試験監督者によって定められた、試験の登録、管理、採点、報告に適用されるすべての規則および規制を遵守するものとします。これには、試験の不正行為に関する調査に全面的かつ誠実に協力することが含まれますが、これに限定されません。
• SAS Global Certification プログラムの試験問題または解答の全部または一部をいかなる方法でも開示、コピー、撮影、共有しないものとします。
• お客様は、SAS Institute Inc. が、この証明試験に関連するサービスを提供および履行するために必要な範囲で、お客様の個人情報を認定ベンダーと共有することに同意するものとします。

非独立試験受験に関する声明

非独立試験受験 (NITT) は、受験者が人または資料から、すべての受験者に提供される標準的で許容可能なタイプの支援ではない支援を受ける場合に発生します。この支援により、受験者は試験中に必ずしも自分自身のものではない回答を提供することになります。NITT にはさまざまな形式があります。ここではより一般的な形式をリストしていますが、どのような種類の行動を避けるべきかをより深く理解するには、SAS NITT ポリシーを読むことをお勧めします。

• 書面またはデジタルのメモをテストセンターに持ち込むか、オンライン試験中にそのメモを提示してアクセスすることが可能です。
• 他の受験者の試験を見る
• 試験中に何らかの方法で他の人とコミュニケーションをとること
• 他の人が対面、リモート、またはその他の手段であなたに代わって試験を受けることを許可します (一般に「代理試験」と呼ばれます)。
• 試験問題に関する事前知識を得る。（「事前知識」のより詳しい説明については、SAS NITT ポリシーを確認してください）

データフォレンジックによる検査不正の特定

SAS はデータフォレンジックを使用して統計的に異常な試験結果を検出し、これをセキュリティ違反措置の根拠として使用する場合があります。 SAS Certification候補者同意書 (§6.2) によれば、「SAS は、異常なスコア、不適切な活動の兆候、またはスコアが候補者の実際のスキルと知識の有効な測定値を表していないかどうかを監視するために、いつでも試験結果の統計分析を実施することがあります。」

法医学データ分析では、検査結果のさまざまな要素が考慮され、広範な学術的および専門的な研究に基づいています。フラグが付けられたすべての試験結果は、取り消しの決定が下される前に綿密に審査されます。この徹底的なレビューに基づいて、SAS は NITT の決定を確信を持って行うことができます。

SAS が独自の裁量で試験結果が異常である、不適切な行動や活動が発生した、または意図的か否かにかかわらず試験や SAS Global Certificationプログラムの完全性や機密性を損なう行動を受験者が実行または参加したと判断した場合、試験スコアの無効化、認証情報の取り消し、プログラムへの参加の一時的または永久的な禁止、適用される民事法および刑事法に基づく訴追など、是正措置が講じられることがあります。

データフォレンジック分析に関する重要なポイント:

• 法医学的分析は継続的なプロセスであり、これにより、当初の試験日よりも後の時点で試験を見直し、取り消すことが可能になります。
• SAS データフォレンジックプロセスは、いくつかの要素と長年の研究に基づいています。候補者が我々の統計指標を迂回するのを防ぐため、SAS は異常な結果を判断するために使用される方法について具体的な詳細を提供しません。

候補者がSAS Global Certification同意書に違反した場合はどうなりますか

SAS Global Certificationプログラムは、証明ポリシーの違反を非常に深刻に受け止めています。違反に対する罰則は違反の種類と状況によって異なります。違反した場合、証明の取り消し、試験結果の無効化、一時的な停止、またはプログラムからの永久禁止の対象となる可能性があります。違反が発覚した場合、試験料金の返金はいたしません。

受験者のプライバシー保護のため、SAS Global Certificationプログラムは、結果が異常であると判明した受験者とのみ連絡を取ります。無効化または取り消しの決定については、雇用主、管理者、教授/講師、学術機関などを含むがこれらに限定されない第三者と協議されることはありません。検定の結果に関する関連情報は、取り消しのプロセスに関与する個人のみが知ることができます。受験者と SAS Global Certificationプログラムとの関係は、受験者同意書を通じて確立され、SAS Global プログラムは受験者とのみに連絡を取ります。

受験者は、セキュリティ違反通知を受け取ってから 30 日以内に、 certification@sas.comにリクエストを送信することにより、無効化または取り消しの決定に対して異議を申し立てることができます。

公認学習教材

ほとんどの受験者にとって、SAS 認定受験者同意書への違反は心配する必要はありません。私たちは、ほとんどの受験者が適切な方法で勉強し、試験を受け、試験に関連するすべてのポリシーと手順を遵守していることを認識しています。さらに、ほとんどの受験者は、違反につながる可能性のあるあらゆる行動を避けたいと考えています。SAS では、どのような種類の資料が不正な学習教材とみなされるかに関する質問を受け付けています。SAS NITT ポリシー文書では、試験の事前知識と許可されていない資料の概念について説明されています。

疑わしい学習教材を検討する際の重要なポイントは次のとおりです。

まず、学習教材として提供されているテスト問題を慎重に検討する必要があります。資料に実際の試験問題が含まれている可能性があることを示す指標を探します。

次のいずれかの場合、資料が承認されていない可能性があります。

• 他の多くの IT (情報技術) 企業の証明試験もサイトに掲載されていますか?
• サイトでは、明確に異なる製品領域をカバーするさまざまな SAS 試験が提供されていますか?
• 質問が「正確な試験問題」または「認定試験と同じ」であるという主張はありますか?
• このウェブサイトでは試験合格について何らかの保証をしていますか?
• Brain-dumpsやDumpsといった言葉で宣伝されている教材はありますか？
• 学習ガイドとして実際の教育教材が提供されていますか?
• 同僚は、教材が正確なテスト問題であると述べていますか?
• 他の人はテストについてどのようなコメントをしていますか (対面または Web 上)?

SAS によって承認されているとみなされる唯一の学習教材 (質問を含む) は、 www.sas.com/certificationにリンクされている教材です。試験別の具体的な準備教材のリストについては、 SAS 試験準備ページをご覧ください。学習教材の正当性について不明な点がある場合は、 certification@sas.comまで SAS Global Certificationプログラムにメールでお問い合わせください。

認証情報の確認

SAS では、機関、採用担当者、関係者が証明の信頼性を確認するためのいくつかの方法を用意しています。紙の証明書とスコアレポートは認定の指標となりますが、次のいずれかの方法で検証する必要があります。

• デジタルバッジ– 発行されたすべてのSAS 認証はデジタルバッジが付与されます。これらのバッジは、多くの場合、電子メールの署名に表示され、ソーシャルメディア上で共有されます。バッジの画像をクリックすると、受信者、発行日、バッジの要件に関連する追加のメタデータを含むバッジ情報を表示する Web ページが開きます。無効化または取り消しされたバッジは、クリックしてもこの情報が表示されません。
• トランスクリプト – を持つすべての受験者はSAS Certification log、SAS Certification マネージャーアカウントにログインし、第三者に電子メールで送信できる検証可能なリンクを含むトランスクリプトを作成できます。これは検証手段として要求できます。
• 認定証検証システム– 授与されたすべてのSAS Certificationは、証明書のPDFに証明書番号が記載されています。 その番号は候補者から要求され、入力することで証明が有効であることを確認できます。