JMS Broker サービスが起動しない
[OS] ALL
[リリース] 9.4
[キーワード] JMS EPHEMERAL PORT
[質問]サーバーの再起動を行ったところ他のプロセスにポートを先に使用されてしまいJMS Broker サービス(標準ポート 61616)を起動することができないことがありました。
[回答]ポート番号が先に使用されるのを防ぐには、固定で使用したいポートを他のサービスに取得されないようにOS上で予約するか、自動で使用される空きポート番号(Ephemeral Port:エフェメラルポート)の範囲で調整いただくことになります。 ご利用のOSによって対応可能な内容が代わります。 以下はWindowsとLinuxについて記載します。 Windows Server: しかしながら広範囲にポートの制限をすることは他の利用可能なポートの範囲を狭めることにもなりますので、対応については十分に検討されることをお勧めします。 以下のUsage Noteを公開しており、このリンクから実際の変更コマンドの例が記載されているMicrosoftのサイト情報が確認できるようになっています。 Usage Note 43946: Ephemeral port range ※青字でリンクされている KB929851が参照先になります。 Linux Server: 例) Red Hatでの指定 net.ipv4.ip_local_port_range = 49152 61000 (範囲指定) net.ipv4.ip_local_reserved_ports = 61616,41415,nnnnn-nnnnn (固定指定)
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