AMOコンテンツの自動化
[OS] ALL
[リリース] SAS 9.3
[キーワード] SAS Add-In for Microsoft Office 4.305
[質問]
SAS Add-In for Microsoft Office 4.305を使用して、SASコンテンツを含むExcelファイルをエンドユーザーへ配布しています。
[回答]ExcelのVBA機能でAMOの操作を自動化する方法が考えられます。 SAS Add-In for Microsoft Office 4.3以前のバージョンでは、VBAによりSASコンテンツのリフレッシュは可能でしたが、データを開く、Stored Processを実行する等の細かい制御はできませんでした。 SAS Add-In for Microsoft Office 4.305より、Stored Process、レポート、データビュー、ピボットテーブルをMicrosoft Officeドキュメントに挿入したり、更新することが可能となりました。 例えば、A1セルを基点としてSASHELP.CLASSのデータから、変数Sexの値が女子のデータを表示する場合、SAS Add-In for Microsoft Office 4.3以前のバージョンでは次の手順が必要です。
上記の操作をExcelのフォームボタンをクリックして自動化する場合、SAS Add-In for Microsoft Office 4.305以降のバージョンでは、次のようになります。 例) Sub CLASSボタン() Dim sas As SASExcelAddIn Set sas = Application.COMAddIns.Item("SAS.ExcelAddIn").Object Dim data As SASDataView Set data = sas.InsertDataFromLibrary("SASApp", "SASHELP", "CLASS", Sheet1.Range("A1"), 10, "Sex='女子'", "Age DESC") End Sub 詳細につきましては、SAS Add-In for Microsoft Officeのヘルプをご確認く ださい。
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